セージとはどのようなハーブ?セージの香りを楽しめるレシピもご紹介!
作成日: 2022/08/01
イタリア料理などによく使われるセージは、ヨーロッパで古くから用いられているハーブです。セージにはどのような特徴があり、どのように食べられているのでしょうか。今回は、セージの特徴やレシピについてご紹介します。
セージとは
セージはハーブの1種で、よもぎのような爽やかな芳香とほろ苦さが特徴です。和名で「ヤクヨウサルビア」とも呼ばれています。
セージはシソ科の多年草で、高さは30cmから1mほどに成長します。葉の大きさは長さが2.5〜5.0cmです。長楕円形に対生し、葉の部分をハーブとして用いられています。
セージの原産地は地中海です。ヨーロッパでは、古くから食用だけでなく薬用や香辛料として幅広く使われています。一般的に「セージ」と呼ばれているハーブは「コモンセージ」「ホワイトセージ」「ゴールデンセージ」などの種類があります。
また「セージグリーン」と表される色は、全体が灰色がかった緑色のセージが由来です。
セージの使い方
香りに特徴があるセージは、クリームソースやバターソースと合います。セージの豊かな風味がソースにつき、香り豊かな一品に仕上がります。香りを楽しむために、刻んだセージとバターをよく混ぜ合わせて使うのもおすすめです。
また、セージはビネガーやオイルに漬けこんで香りを移し、肉料理や魚料理、サラダのドレッシングなどに使えます。
料理だけでなく、ハーブティーにもおすすめです。レモンと一緒にお湯の中に入れて、セージのハーブティーを楽しんでみましょう。
セージを使ったDELISH KITCHENのレシピ
セージを使ったレシピをご紹介します。自宅でイタリアンを楽しんでみましょう。
サルティンボッカ
セージの香りと生ハムの塩気が合うサルティンボッカのレシピです。サルティンボッカとは、仔牛肉や豚肉などに生ハムとセージを乗せて焼くイタリア料理。生姜焼き用の豚肉を使って、生ハムを焦がさないように焼いてつくりましょう。
自家製サルシッチャ
セージやガーリックパウダーなど、さまざまなハーブやスパイスを加えて自家製サルシッチャをつくれるレシピです。羊腸が破れないように慎重に、肉だねは8割くらいの量を入れるのがポイントです。
スカロッピーネ
豚ヒレ肉でイタリア料理のスカロッピーネをつくりましょう。セージとレモンの豊かな香りが豚ヒレ肉と相性抜群。豚肉は柔らかくするためにしっかりたたいて、薄くするのがポイントです。
セージは爽やかな香りとほろ苦さがソースと合うハーブ
香り豊かなセージは肉料理やサラダのソースなどに合うハーブです。セージを加えるとすっきりとした風味になり、脂っこい料理に重宝します。ご紹介したイタリアン料理をつくって、セージの風味を味わってみてはいかがでしょうか。