子持ち昆布とは?塩抜きの方法とおすすめの食べ方をご紹介!
作成日: 2022/09/21
子持ち昆布という食べ物をご存じですか?名前は聞いたことがあっても実際にどのような食べ物かは知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では子持ち昆布についてご紹介します。おすすめの食べ方などについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
子持ち昆布について
さっそく子持ち昆布についてみていきましょう。
子持ち昆布とは
子持ち昆布は昆布にニシンが卵を産み付けたもののことをいい、さらにそれを塩漬けにしたものを子持ち昆布と呼んでいます。ニシンの卵は粘り気があることから昆布にくっつきやすくなっています。
数の子との違い
数の子もニシンの卵であるため、子持ち昆布と同じ魚の卵ではあります。しかし数の子は雌のニシンのお腹から卵を取り出して塩漬けにしてつくるため、作り方が異なります。また子持ち昆布は産卵した卵ですが、数の子は雌のお腹の中にある状態の産卵前の卵のため、卵の状態も違います。
おせちで食べる理由
子持ち昆布はお節の一品としても親しまれています。その理由は数の子と同様に、子持ち昆布も子孫繁栄を願う縁起物としてされているからです。
子持ち昆布の塩抜き方法
塩漬けされた子持ち昆布は食べる前に塩抜抜きを行う必要があります。
塩抜きは以下の手順で行いましょう。
1、ボウルにたっぷりの水(薄い塩水)を入れる
2、子持ち昆布を30分~1時間くらい漬ける
3、お好みの塩加減に塩抜きをする
塩抜きの加減はお好みで調整してください。
子持ち昆布の食べ方
子持ち昆布は様々な食べ方で食べることができます。和物や炒め物はもちろん、パスタに入れても美味しくておすすめです。また下味をつけてから天ぷらや串揚げなどにしてサクッと揚げても美味しくいただけます。醤油などの調味料に漬けこんで食べてもいいでしょう。
子持ち昆布のだし醤油漬け
手作りのだし醤油に子持ち昆布を漬けこんだ一品です。プチプチとした食感の子持ち昆布はやみつきになること間違いなし!しっかりと漬け込んで味の染み込んだ子持ち昆布は、お酒のお供としてもぴったりでおすすめです。
子持ち昆布についている卵はニシンの卵!
子持ち昆布はニシンが昆布に卵を産み付け、さらにそれを塩漬けにして調理したもののことだということが分かりました。数の子もニシンの卵ですが子持ち昆布との違いは、産卵前か産卵後の卵なのかということです。プチプチとした食感が特徴の子持ち昆布は、様々な調理法で楽しむことができます。ぜひ色々なアレンジをしていただいてみてはいかがでしょうか。