賞味期限切れのヨーグルトは食べられる？長持ちのコツやレシピもご紹介！
作成日: 2022/09/30
意外と賞味期限が短いヨーグルト、いつの間にか賞味期限が過ぎていることありませんか。今回は賞味期限切れのヨーグルトは食べられるのか、食べるべきではないサインなどを解説します。誰でもできる、ヨーグルトを長持ちさせる方法もご紹介しますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
ヨーグルトの賞味期限
市販品のプレーンヨーグルトの場合はパッケージに賞味期限が記載されています。ただし開封後は賞味期限に関わらずできるだけ早めに食べましょう。
一方でヨーグルトメーカーなどを使った手作りのヨーグルトは、市販品ほど日持ちしません。作ってから2〜3日で食べ切ることが目安です。
【未開封】賞味期限切れヨーグルトを食べる場合
そもそも賞味期限とは袋や容器を開けない状態で、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことを意味しています。そのため、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなる訳ではあありません。
未開封の場合は、賞味期限から1日〜3日ほど過ぎていても食べられます。ただしフルーツが入っているヨーグルトは酵母菌などが増殖しやすいため、賞味期限を過ぎたら食べないようにしましょう。
【開封後】賞味期限切れヨーグルトを食べる場合
開封後のヨーグルトは賞味期限に関わらず、できる限り早く食べた方が良いです。冷蔵庫で保存したものであれば、開封後2〜3日までなら食べられます。
市販品の場合は「10℃以下の冷蔵保存」「開封後できるだけ早く食す」とパッケージに書かれているので、記載通りに管理しましょう。
何回かに分けて食べる場合は、食べる時に清潔なスプーンで別のお皿に取り分けてから食べることがおすすめです。直接口を付けたスプーンとヨーグルトが触れないことで、菌が繁殖しづらくなります。
食べるべきではないヨーグルトの特徴
賞味期限が切れたヨーグルトも食べられると紹介してきましたが、ヨーグルトの状態によっては食べるべきではない場合もあります。ここからは食べるべきではないヨーグルトの特徴を解説します。賞味期限が切れた場合は、食べる前によく確認しましょう。
見た目
見た目のポイントは水分、色、カビの3点です。
まず水分があまりにも多く出ていたら、口にすることは控えましょう。この水分はホエーと呼ばれます。振動や発酵によってヨーグルトから分離したもので、たんぱく質やミネラルが豊富に含まれています。
一般的には食べても問題ない水分ですが、時間が経ってあまりにも水分が多く出ている場合はヨーグルトの発酵が進んでいることが考えられます。賞味期限切れで水分が多ければ食べるべきではないと判断しましょう。
また、ヨーグルトが黄色く変色していたり、カビが生えていたりしたら食べないようにしてください。
匂い
鼻を刺すような酸っぱいにおいやチーズのような腐敗臭がした場合は食べるべきではないサインです。時間が経って発酵が進んだヨーグルトは、酸味が強くなっていきます。酸っぱい匂いがした場合は発酵が進んでいると考えてよいでしょう。
味
傷んだヨーグルトは酸味がきついことが特徴です。きつい酸味を感じたら飲み込まずに吐き出しましょう。また口に入れる前に、見た目と匂いを確認することが非常に重要です。
ヨーグルトを長持ちさせるコツ
保存方法を工夫すればヨーグルトを食べられる期間を長くすることができます。ぜひ参考にしてくださいね。
冷蔵庫の奥で保存
冷蔵庫の奥は温度が低くて振動が少ない為、ヨーグルトの保管に適しています。
ヨーグルトは商品を製造してからも発酵が進んでいます。温度が高いと乳酸菌の活動が活発になり、酸っぱくなってしまうためなるべく冷えた場所で保存することが重要です。
冷蔵庫は場所によって温度が違います。ドアポケットは開け閉めの影響で約7℃、外気の影響を受けにくい奥は約5℃、また冷気の吹き出し口は1番低温です。ほとんどのヨーグルトのパッケージに書いてあるように10℃以下の冷蔵庫で保存することはもちろん、冷蔵庫の中でも冷えている奥の方に置くことでより長持ちしますよ。
また、振動にも要注意です。振動が多いとヨーグルトが分離して水分（ホエー）が出てくるので振動が少ない場所に置くこともポイントです。ドアポケットは扉の開け閉めの振動があるので、やはり避けた方が良いでしょう。
ヨーグルトを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ヨーグルトが余った時には、料理で使うこともおすすめです。デザートだけでなく、サラダやカレーに入れたり、お肉に漬けてしっとりさせたり活用方法は無限大です。こちらのページではヨーグルトを使ったアレンジレシピをたくさん紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ヨーグルトを長く安全に楽しもう！
賞味期限切れのヨーグルトは食べられるのか否かについてご紹介しました。市販品の場合、パッケージに書いてある保存方法で、賞味期限内に食べきることが基本です。しかし賞味期限を過ぎても、色やにおいなど状態が良ければ食べられる場合があります。もちろん傷んでしまっている場合もあるので、食べる際は十分注意しましょう。
