デリッシュキッチン

ジントニックとは?簡単に作れるレシピもご紹介!

作成日: 2022/10/28

更新日: 2025/06/09

ジントニックという飲み物をご存じでしょうか。今回は、ジントニックの歴史や由来、作り方などについて、詳しくご紹介します。

※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. ジントニックについて
    1. ジンとは?
    2. ジントニックとは
    3. ジントニックの歴史と由来
    4. ジントニックの度数
  2. ジントニックの味と風味
  3. ジンソーダとの違いは?
  4. デリッシュキッチンのジントニックレシピ
    1. ジントニック
  5. ジンを使ったデリッシュキッチンのレシピ
    1. ジンリッキー
    2. ジンバック
    3. ジンフィズ
    4. ジンライム
    5. トムコリンズ
    6. ドライマティーニ
    7. ギムレット
    8. シンガポールスリング
    9. ネグローニ
    10. オレンジブロッサム
    11. ロングアイランドアイスティー
  6. ジンを使った様々なお酒を楽しもう!

ジントニックについて

まずは、ジントニックとはどんな飲み物なのかご紹介します。

ジンとは?

ジンは、ジュニパーベリーと呼ばれる針葉樹の実を主な香りの源とする蒸留酒です。ベースとなるスピリッツに、ジュニパーベリーをはじめとしたさまざまなボタニカル(植物の香味素材)を加えて再蒸留することで、爽やかで奥深い香りが生まれます。ジンは大きく分けて「ドライジン」「ジーンヴァー」「シュタインヘーガー」という3つのタイプがあり、それぞれ風味や製法に個性があります。

特にドライジンは世界的にも広く親しまれており、ジントニックやマティーニなど、数多くのカクテルに使われる定番です。

ジントニックとは

ジントニックは、蒸留酒であるジンを清涼飲料水のトニックウォーターで割ったカクテルです。

バーなどで必ずと言っていいほど置いてある定番のお酒で「バーで最初に頼むカクテル」と称されることもあります。

ジントニックの歴史と由来

ジントニックの歴史は深く、その原型となるカクテルは18世紀頃にはすでに飲まれていたと言われています。

熱帯植民地で働くイギリス人達の健康飲料としてトニックウォーターが愛飲されていました。そこへジンを混ぜたことがはじまりで、第二次世界大戦後に世界中に広まり、カクテルの定番として定着しました。

ジントニックの度数

ジン自体のアルコール度数は約40%と高めですが、トニックウォーターを加えることでジントニックのアルコール度数は5〜10%程度になります。

そのため、ジンそのままでは飲みづらいという方でも、ジントニックなら度数が下がり飲みやすくなります。

ただし、ジンにトニックウォーターを加える割合によって、度数は変化するため注意が必要です。

ジントニックの味と風味

次に、ジントニックの味わいについて、みていきましょう。

ジントニックは、甘すぎずさっぱりとした味わいのお酒です。
ジンのもつ薬草のような独特の香りとライムの酸味、トニックウォーターの甘み・苦みが特徴的なカクテルです。

ジンソーダとの違いは?

ジントニックとジンソーダは、どちらもジンをベースにしたシンプルなカクテルですが、割る飲料の違いがポイントです。

ジントニックにはトニックウォーターが使われ、ほのかな甘みと苦味が特徴。ジンの香りと相まって、爽やかでありながら奥行きのある味わいになります。

一方、ジンソーダは無糖の炭酸水で割るため、ジン本来の風味がダイレクトに楽しめるのが魅力。すっきりとした飲み口で、軽やかさを重視したいときにぴったりです。それぞれの違いを知ることで、気分やシーンに合わせた楽しみ方が広がります。

デリッシュキッチンのジントニックレシピ

ここからは、デリッシュキッチンのジントニックのレシピをご紹介します。

ジントニック

ジントニックをご自宅でも楽しめる、失敗なしのレシピです。使用するジンやトニックウォーター、ライムなどによって違った味わいになるため、お好みのものを探してみてください。

ジンを使ったデリッシュキッチンのレシピ

ジントニック以外にも、ジンを使用したお酒はいろいろあります。デリッシュキッチンでは様々なカクテルレシピが掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。

ジンリッキー

トニックウォーターと異なり、無糖の炭酸水でジンを割るカクテルです。甘みがないためよりすっきりとした味わいで、料理と一緒に楽しむのにもぴったりのお酒です。

ジンバック

ジンをジンジャエールで割り、レモンの果汁を加えたカクテルです。生姜のぴりっとした辛みやレモンの酸味がジンの香りと合い、程よい刺激を楽しめるお酒です。

ジンフィズ

「フィズ」とは、お酒のリキュールなどにレモン果汁、甘味料を加えてシェイクしたものを炭酸で割ったカクテルの総称です。炭酸の爽やかなのどごしと甘みで、ごくごく飲めるおいしさです。

ジンライム

ジンにライム果汁を加えた、酸味のある爽やかなカクテルです。シンプルであるがゆえに、ジンそのものの味わいを楽しめます。ジンに飲料を加える他のカクテルに比べてジンの割合が高いので、度数が高く、お酒好きの方にもおすすめです。

トムコリンズ

ジンにレモン果汁、砂糖、炭酸水を加えるイギリス生まれのカクテルです。ご家庭のグラスでももちろん良いですが、「コリンズグラス」という細い円筒形のグラスを使用することが正統ですので、用意して本格的な雰囲気を楽しむのもおすすめです。

ドライマティーニ

ジンとベルモットをカクテルする「マティーニ」の、ジンの割合が多いものを「ドライマティーニ」といいます。アルコール度数が高い大人のカクテルです。

ギムレット

ジンにライム果汁とシロップを加えて作るカクテルです。ライム果汁が手に入らない場合は、ライムジュースでもおいしく作ることができます。かんきつの爽やかな香りと甘みが合わさり飲みやすいお酒です。

シンガポールスリング

シンガポール発祥のため、その名前が付けられたシンガポールスリング。ジンにチェリーリキュール、レモン果汁、炭酸水を加えて作ります。南国らしいフルーツの風味が楽しめるカクテルです。

ネグローニ

イタリア中部のフィレンツェで生まれた「ネグローニ」。苦みのあるジンやカンパリに、甘みの強いベルモットを合わせたカクテルで、お酒が合わさった複雑な深みを楽しめます。

オレンジブロッサム

ジンをオレンジジュースで割ったカクテルです。このレシピでは割合を1:1にして、飲みやすいおいしさになっています。お好みで割合を変更して楽しんでくださいね。

ロングアイランドアイスティー

ジンをはじめとする5種のお酒を、コーラで割ったカクテルです。紅茶は入っていませんが、様々なお酒が混ざることによってまるでアイスティーのような風味、味わいを楽しむことができます。

ジンを使った様々なお酒を楽しもう!

ジントニックをはじめとして、ジンを使ったお酒はたくさんあります。甘いものから辛口まで、今回ご紹介したレシピをチェックしてお好みのカクテルを見つけてくださいね。

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