鶏のハラミはどこの部位?味や食感についても解説!
作成日: 2022/12/28
「ハラミ」といえばあっさりとした味わいが人気の部位で、焼肉屋などでも定番のメニューですよね。ハラミという部位は牛や豚のイメージがありますが、実は鶏にも存在します。ただし、牛や豚とは違うところにあるというのはご存じでしょうか?
この記事では鶏ハラミの部位や味、食感などの特徴を解説します。おすすめのレシピもご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
どこの部位
鶏ハラミとは、牛や豚のハラミと全く違う位置に存在します。
牛や豚の場合は横隔膜の部分を指しますが、鶏ハラミの場合はもものつけ根近くにある内臓をガードしている腹壁部分に存在しています。つまり、腹筋の部分になります。
牛ハラミは1頭当たり5kgほど取れるのに対し、鶏ハラミは1羽からとれる量がたったの4~10gととても少なく、希少部位とされています。
見た目はお肉のようですが、農林水産省が定める食鶏取引規格ではホルモンに分類されています。
味・食感
では、鶏ハラミの味や食感はどのようなものなのでしょうか?
鶏ハラミにはコクがあり脂も甘く、そのバランスがよいのが特徴です。
旨味もありジューシーな味わいで、肉とホルモンの中間のようなコリコリした独特の食感があります。噛み応えが感じられますが、スッとかみ切ることができるので食べやすい部位ともいえるでしょう。
焼肉屋などではタレで食べられることが多いですが、ホルモンに慣れている方はあっさりとした塩味で食べるのもおすすめです。物足りない場合は、山椒や七味唐辛子などをプラスしてもおいしくいただけます。
鶏ハラミのレシピ
ここからは、鶏ハラミを使ったおすすめのレシピをご紹介します。
鶏ハラミの豆板醤炒め
コリコリとした食感がおいしい鶏ハラミを使った、ピリッと辛い豆板醤炒めのレシピです。塩こしょうをベースとしたシンプルな味付けですが、にんにくの香りが食欲を刺激してくれます。おかずはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。
鶏ハラミを知っておいしく味わおう♪
鶏ハラミは牛や豚のハラミとは違い、鶏の腹筋の部位を指します。ジューシーな旨味やコリコリとした独特の食感が魅力で、ほかの部位では味わえない魅力があります。
焼肉屋などで見かけることがあれば、ぜひ注文して実際に味わってみてください。今回ご紹介したレシピを参考に、手の入った場合にはご家庭でも鶏ハラミを使った料理を楽しんでみましょう。