パッキーマオとはどんな料理?おうちで作れるレシピもご紹介
作成日: 2023/04/26
更新日: 2023/09/01
「パッキーマオ」と聞いて、いったいどんな料理なのか思い浮かべることができる人は少ないかもしれません。
本記事では、パッキーマオはどのような料理なのか、詳しく解説していきます。また、合わせてパッキーマオのレシピもご紹介しているので、参考にしていただければ幸いです。
パッキーマオとは ?
パッキーマオとはタイの麺料理のひとつです。
センヤイという、つるつるとした太麺に、野菜や肉、魚介類、にんにく、唐辛子などと一緒に麺を炒め、ナンプラーやオイスターソースで味付けします。
名前の由来は「辛さ」!
パッキーマオはタイ語に直訳すると「酔っ払い炒め」。「酔いが覚めるほどの強い辛さ」が名前の由来です。
唐辛子の辛さもさることながら、「プリックタイオーン」という小さい粒のような生胡椒の辛さも非常に強く、魚介やタレの旨みと共に口の中に尖ったような刺激も感じられますよ。
パッタイとの違い
タイの麺料理で有名なものにパッタイがありますが、パッタイとパッキーマオとの違いは「辛さ」です。
パッタイは辛みがないのに対し、パッキーマオはスパイシーな辛さを楽しめます。パッキーマオやパッタイも、本場タイではセンヤイを使って作られるんですよ。
麺「センヤイ」とは?
タイの麺料理のほとんどが、米粉から作られた「センヤイ」と呼ばれる麵を使っているのが特徴です。センヤイはきしめんのような太い麺で平たい形をしており、もちもちとした食感が特徴の麺です。もちもちとした麺に具材や調味料がよく絡み、くせになる美味しさです。
DELISH KITCHENのパッキーマオのレシピ
日本ではあまりなじみがない料理かもしれませんが、パッキーマオはおうちでも簡単に楽しめる料理です。ここからは、DELISH KITCHENのパッキーマオ風のレシピをご紹介します。
材料【2人分】
・冷凍うどん(稲庭うどん) :2玉
・シーフードミックス[冷凍] :100g
・豚ひき肉 :70g
・玉ねぎ :1/2個(100g)
・ヤングコーン :3本(30g)
・にんじん :4cm
・バジル :10枚
・にんにく :1かけ
・唐辛子(輪切り :少々
・サラダ油 :大さじ1
☆調味料
・酒 :大さじ1
・砂糖 :大さじ1/2
・鶏ガラスープの素 :小さじ1/3
・ナンプラー :大さじ1/2
・オイスターソース :大さじ1/2
調理手順
①耐熱皿に冷凍うどんをのせてふんわりとラップをし、600Wのレンジで袋の表示時間通り加熱する。流水で洗い、水気をしっかりと切る。
②シーフードミックスは解凍し、水気を切る。
③玉ねぎは薄切りにする。
ヤングコーンは1cm幅に切る。
にんじんは薄切りし、1cm幅に切る(短冊切り)。
にんにくは縦半分に切り、芯を取り除いてみじん切りにする。
④フライパンにサラダ油を入れて熱し、にんにく、唐辛子を入れて香りが立つまで弱火で炒める。豚ひき肉を加えて肉の色が変わるまで中火で炒め、シーフードミックス、玉ねぎ、にんじん、ヤングコーンを加えて玉ねぎが透き通るまで炒める。
⑤うどん、☆を加えて全体を炒め合わせる。火を止めて、バジルを加えてさっと混ぜる。
ピリ辛海鮮焼きうどん
パッキーマオの麺をセンヤイではなく、うどんでアレンジしたレシピです。魚介類の旨味と辛みがくせになる美味しさで、やみつきになりますよ。
辛みがくせになる美味しさのパッキーマオ
パッキーマオはただ辛いだけではなく、具材の旨味や香りも楽しめるタイならではの料理です。本格的にセンヤイを使うのはもちろん、今回ご紹介したレシピのように冷凍うどんなどを使って作っても、十分に楽しめます。
自分で作れば辛さも調節できるので、辛いものが苦手な人でも安心です。ぜひ、おうちでもパッキーマオを楽しんでみてくださいね。