DELISH KITCHEN

【解説】卵焼きの焼き方、巻き方のポイント!

作成日: 2023/05/25

卵焼きはお弁当の主役といっていいほど定番の料理ですよね?
甘い卵焼きやだし巻き卵など味つけも色々あり、まさに家庭の味が出るのが魅力です!

しかし実際に作るとなると

「卵液の味が定まらない」
「くっついて焦げてしまう」
「うまく巻けない」

こういったお悩みの方も多いのではないでしょうか?
忙しい朝のお弁当作りでは、失敗によって1品減ってしまうのは子供にもパパママにとってもショックです...!

この記事では、卵焼き器を使っておいしい卵焼きを作るための焼き方や巻き方のポイントをご紹介します。
お料理に慣れていない方でも美味しく作ることができますので、ぜひトライしてみてください!

目次

  1. 卵液の作り方
    1. ①出汁の量に注意する
    2. ②卵液は卵白を切るように混ぜる
  2. 焼き方のコツ
    1. ①卵焼き器をよく温める
    2. ②気泡をつぶす
  3. 巻き方のコツ
    1. ①ゴムヘラやフライ返しを使いましょう
    2. ②1回目を巻いた後の油の量を確認する
    3. ③焼き上がってすぐに切るのを避ける
  4. DELISH KITCHENの卵焼きのレシピをご紹介!
    1. 基本のだし巻き卵
    2. 伸び〜る卵焼き
    3. かにかまぼこと枝豆の卵焼き
  5. コツを押さえてふんわりなめらかな食感の卵焼きを作ってみよう!

卵液の作り方

まずは、おいしい卵焼きを作るための卵液の作り方のコツをご紹介します。

①出汁の量に注意する

ふわふわとした食感のだし巻き卵にするには出汁の量を調整することが大事です。出汁を少なめにするとしっかりとした食感やを感じられる仕上がりになります。

一方、出汁の量を多めにするとふわふわとした食感の卵焼きになります。ただし、出汁の量を多くすると巻きにくくもなりますので卵とだしの割合はお好みで調整してください。

ふわふわ食感に仕上げたいけど巻きにくいのは困るという方には、卵液にマヨネーズと水を混ぜたものを加えてみましょう。マヨネーズの働きで冷めてもふわふわ感を保つことができます。


ちなみに、マヨネーズを加えるときは水で溶いてから入れると卵とよくなじんだきれいな卵液を作ることができます。直接入れるとダマになってしまうので気をつけましょう。


お好みの食感になるよう作ってみてくださいね。

②卵液は卵白を切るように混ぜる

卵液が完成したら次は混ぜるときのコツをご紹介します。

卵液はふわっと泡立てるように混ぜるのではなく、卵白を切るように菜箸を縦に動かして混ぜましょう。そうすることで卵黄と卵白が均一に混ざりなめらかに仕上がります。

混ぜすぎると卵液に余分な空気が入ってしまいます。
余分な空気が入ると焼いている間に気泡ができやすくなり、ふんわりと仕上がりづらくなる場合があるので注意が必要です。

少し手間ではありますが、ご自宅にある茶こしやザルで二度ほどこすと、さらになめらかできれいな卵液を作ることができるのでぜひ試してみてください。

焼き方のコツ

卵液が完成したら次は焼き方のコツをご紹介します。

①卵焼き器をよく温める

まずは、卵焼き器を十分に温めましょう。

低温のうちに卵液を流し込むと、くっついてしまい失敗しやすくなってしまいます。卵焼き器を熱するときは中火程度の温度に保ちながら温めるのがおいしい卵焼きを焼くコツです。

焼くときの卵焼き器の温度が100℃以上だと卵液の水分が瞬時に蒸発してたんぱく質が固まるので、気泡ができづらくきめ細かい卵焼きを作ることができます。

②気泡をつぶす

卵焼き器が十分に温まったら、油をなじませ、いよいよ卵液を流し込みます。
火加減は中火のまま、まずは1/4量の卵液を流し込み、卵焼き器全体に広げましょう。

卵焼き器の温度が上がりきっておらず、気泡ができてしまった場合は焦らずに菜箸でつぶしましょう。
砂糖やみりんを使った甘めの卵焼きの場合は、卵が焦げやすいので火加減に注意しましょう。

巻き方のコツ

最後に巻き方のコツをご紹介します。卵液が半熟になってフライパンを傾けても卵液が流れなくなったら巻く工程に入ります。

①ゴムヘラやフライ返しを使いましょう

巻くときはゴムヘラやフライ返しがあるときれいに巻くことができます。
料理人の方などは菜箸を使ってフライパンを傾けながらきれいに巻けますが、無理をする必要はありません。

巻くのが苦手な方や料理に不慣れで不安な方は用意しておくことをおすすめします。

ちなみに卵焼きを巻くときは、卵焼き器の奥から手前に向かって巻いていきます。1回目は卵焼きの芯となるため形にこだわりすぎなくても大丈夫です。巻くことができたら、芯は卵焼き器の奥に寄せます。

②1回目を巻いた後の油の量を確認する

1回目を巻いたあと、卵焼き器をよく見てみましょう。表面に油が残っていなければ、2回目以降は卵液を入れる前に最初に使用した油で浸したキッチンペーパーなどで薄く油をひきましょう。
気づかずに2回目以降の卵液を入れてしまうとすぐに焦げてしまいますので注意が必要です。

2回目の卵液を入れる際は1回目で作った芯の手前に流します。そのときに1回目に作った芯を軽く持ち上げ、芯の下にも卵液が行き渡るようにします。
2回目以降も同様に繰り返し、どんどん巻いていきます。

③焼き上がってすぐに切るのを避ける

焼き上がったあとはすぐに切ると崩れやすいので、キッチンペーパーなどで包んで少し落ち着かせます。落ち着かせてから切ると、切りやすく形もきれいに仕上がります。

DELISH KITCHENの卵焼きのレシピをご紹介!

ここからは基本のだし巻き卵からアレンジの卵焼きのレシピをご紹介します。ここまででご紹介したおいしく作るコツを参考にぜひ作ってみてください。

基本のだし巻き卵

じゅわっとあふれるだしとふわふわ食感の卵が相性抜群の基本のだし巻き卵のレシピです。少し水分が多いレシピなので、巻くときはフライ返しを使うと失敗しにくいです。今日の一品やおつまみにぜひ作ってみてください。

伸び〜る卵焼き

溶けたチーズがとろりと伸びる、チーズ入りの卵焼きをご紹介します。少し甘めの卵液と塩気のあるチーズがよく合い、とてもおいしい卵焼きです。さけるチーズが芯になって巻きやすい点も作りやすいです。

かにかまぼこと枝豆の卵焼き

見た目がカラフルで目にも鮮やかなかにかまぼこと枝豆の卵焼きはいかがでしょうか?こちらは卵焼き器ではなく電子レンジで作るレシピです。巻くのが苦手という方も気軽に作ることができますよ。

コツを押さえてふんわりなめらかな食感の卵焼きを作ってみよう!

ふわふわ食感で卵のやさしい風味が魅力の卵焼きは、おかずの一品やお弁当の定番でもありますよね。いつもうまく作れないという方は、今回ご紹介したコツを参考にしてぜひ作ってみてください。

最後に巻き方のコツをご紹介します。卵液が半熟になってフライパンを傾けても卵液が流れなくなったら巻く工程に入ります。

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