DELISH KITCHEN

シェントウジャン(鹹豆漿)とは?具材や味わい、食べ方をご紹介!

作成日: 2023/11/06

更新日: 2024/11/13

​​台湾グルメの一つであるシェントウジャン(鹹豆漿)をご存じですか?シェントウジャンは台湾では朝ごはんの定番メニューです。
見た目は普通のスープにも見えますが、味わいや食感、食べ方はとても変わっています!
そこで、この記事ではシェントウジャンの具材や味わい、食べ方などをご紹介します!自宅でも簡単に作れるレシピもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

  1. シェントウジャンはどんな食べ物?
    1. 味わいや食感
    2. 食べ方
  2. シェントウジャンの定番具材
    1. 油条(ヨウティヤオ)
    2. 桜エビ/干しエビ
    3. 小ネギ
    4. 菜脯(ツァイプー)
    5. パクチー
    6. 蒸し鶏
    7. 味玉
    8. キムチ
    9. ザーサイ
  3. シェントウジャンを自宅で作ってみよう!
    1. 材料 【1人分】
    2. 手順
  4. DELISH KITCHENのおすすめのレシピ
    1. 朝食におすすめ♪シェントウジャン
  5. シェントウジャンを味わってみよう

シェントウジャンはどんな食べ物?

シェントウジャンは豆乳に醤油、黒酢、ラー油などの調味料をかけて食べる、台湾伝統の食べ物です。台湾では朝食の定番料理として知られていて、日本のおぼろ豆腐に似ています。漢字では「鹹豆漿」と書きます。「鹹」はしょっぱい、「豆漿」は豆乳を表しています。

豆乳はお酢をかけると固ます性質があり、その性質を利用して豆乳が固まった豆腐をすくって食べます。
ですが、完全に固まっているわけではなく、豆乳のスープと豆腐の両方を楽しむことができることが特徴です。

味わいや食感

シェントウジャンは豆乳のまろやかでクリーミーな味わいと黒酢の酸味が効いたさっぱりとした味わいが特徴です。またラー油のピリッとしたアクセントもあって最後まで飽きがこない料理です。
温かい豆乳の口当たりの良さとホロっとした豆腐の2つの食感が楽しむことができます。
さらに様々な具材を加えることで、よりおいしさが増しますよ!次からはシェントウジャンにおすすめの具材をご紹介します。

食べ方

シェントウジャンは豆乳と豆腐をメインに味わうため、スープですくって食べることが一般的ですが、この後で詳しくご紹介するように、油条(ヨウティヤオ)という台湾式の揚げパンをちぎって、スープに浸しながら食べる食べ方もあります。

シェントウジャンの定番具材

ここからはシェントウジャンの定番具材をご紹介します。

油条(ヨウティヤオ)

油条は中国や台湾で食べられている揚げパンです。細長い形で、外はサクサク、中はモチモチの食感が特徴です。ちぎってシェントウジャンの中に入れ、豆乳のスープに染み込ませながら食べます。食パンやフランスパンなどで代用するのもおすすめです。

桜エビ/干しエビ

桜エビや干しエビの旨味がプラスされ、より深みのある味わいになります。カリカリとした食感と鮮やかな色がアクセントになり、たまらない美味しさです。

小ネギ

小口切りにした小ネギをトッピングすれば彩り鮮やかに。小ネギのさわやかな風味やシャキシャキの食感も楽しめますよ。

菜脯(ツァイプー)

菜脯は干し大根を使った台湾の漬物で、日本のたくあんに似ています。コリコリとした食感が楽しく、しっかりした塩味で味に奥行きが出ます。高菜やたくあんなどで代用するのもおすすめです。

パクチー

パクチーの爽やかな風味と独特の香りがシェントウジャンの酸味と旨味を引き立てます。鮮やかな緑が食欲をそそります。

蒸し鶏

蒸し鶏をトッピングするとシェントウジャンにボリュームが出ます。蒸し鶏はさっぱりしているので酸味や塩味の効いているシェントウジャンと相性抜群です。

味玉

味玉の濃厚な風味とまろやかな味わいがプラスされ、より美味しくなります。半熟の味玉がおすすめ。シェントウジャンに半熟の黄身を混ぜながら食べればひと味違った味わいが楽しめますよ。

キムチ

キムチの酸味と辛味がシェントウジャンのまろやかな味わいによく合います。キムチの赤が華やかさを添えます。

ザーサイ

ザーサイの塩気と酸味がアクセントになり、味わい深くなります。コリコリとした食感がクセになる美味しさです。

シェントウジャンを自宅で作ってみよう!

シェントウジャンは自宅でも簡単に作ることができますよ。今回はカップに注いで混ぜるだけで作れる簡単なシェントウジャンの作り方をご紹介します。ぜひ自宅でも台湾の定番朝食を味わってみてください!

材料 【1人分】

食パン(8枚切り)1枚
無調整豆乳 200cc
※無調整豆乳を使用してください。濃い豆乳がおすすめです。
桜えび(乾燥)大さじ1
ごま油 小さじ1
細ねぎ(刻み) 少々
ラー油 適量

☆調味料
しょうゆ        小さじ1
酢           大さじ1

手順

①食パンは2cm角に切り、トースターで焼き色がつくまで3分ほど焼く。
フライパンにごま油を入れて中火で熱し、桜えびを入れて香ばしい香りが立つまで炒める。

②耐熱容器に豆乳を入れ、600Wのレンジで2分ほど沸騰直前まであたためる。

③器に☆を入れて混ぜ、2の豆乳を注ぎ入れる。桜えび、細ねぎをちらしてラー油を回しかける。パンを添える。


【ポイント】
パンはお好みでひたしてお召し上がりください。



今回ご紹介したレシピのURLはこちらです。動画で詳しく知りたい方は以下のページからご覧ください。

また、より本格的に油条(ヨウティヤオ)と一緒に食べたいかたはこちらのレシピも参考にしてみてください。

DELISH KITCHENのおすすめのレシピ

そのほかにおすすめのシェントウジャンのレシピをご紹介します。

朝食におすすめ♪シェントウジャン

忙しい朝でも簡単に作れるシェントウジャンです。豆乳はレンジで加熱するので手軽です。豆乳は無調整豆乳をお使いください。口の中でホロっととろける豆乳がクセになる美味しさです。

シェントウジャンを味わってみよう

シェントウジャンは、温かい豆乳に具材と醤油、黒酢、ラー油などの調味料を加えた台湾の朝ごはんとして定番のスープです。酢を入れることで豆乳が固まりおぼろ豆腐のような食感になるのが特徴。酸味、塩味、辛味のバランスが絶妙です。

シェントウジャンは簡単に作ることができるので、ぜひご家庭でも味わってみてください。

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