DELISH KITCHEN

ハワイの人気スイーツ「マラサダ」の豆知識をご紹介!

作成日: 2024/01/02

更新日: 2024/01/24

ハワイに遊びに行くことがあったら、みなさんはどんなものを食べたいですか?ハワイの料理というといろんなものがありますよね?そんなハワイ料理の中で、有名なスイーツのひとつに「マラサダ」があります。

日本でも専門店があったり、メディアで取り上げられたりしているので、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

そんなマラサダですが、実は発祥地がハワイではないことをご存知ですか?知らない方はちょっとびっくりするかもしれませんね!

耳にしたことがある人も、食べたことがある人も以外と知らないことも多い「マラサダ」について、今回はご紹介していきます。マラサダの豆知識を知っていただき、マラサダの食体験をより楽しいものにしてください!

また記事の最後では手作りマラサダのレシピもご紹介します!ハワイ現地や専門店にはなかなかいけない方も手軽においしく作ることができますので、ぜひ一度作ってみてください!

目次

  1. マラサダとはどんなスイーツ?
    1. マラサダの基礎知識
    2. マラサダはハワイ発祥ではない!?
  2. マラサダの特徴やドーナツとの違い
    1. マラサダの特徴
    2. マラサダとドーナツとの違い
    3. マラサダと揚げパンとの違い
  3. 自宅でできる手作りマラサダのレシピをご紹介!
    1. 自宅で簡単!マラサダのレシピ
    2. マラサダ作りでよくある質問
  4. マラサダは生地を油で揚げ砂糖などをまぶしたスイーツ

マラサダとはどんなスイーツ?

マラサダとはどのようなスイーツなのでしょうか。発祥についてもみていきましょう。

マラサダの基礎知識

マラサダは小麦粉やイースト菌などを混ぜた生地を発酵させて油でカラッと揚げたスイーツで、粉砂糖やシナモンをまぶして食べるのが一般的です。生地を揚げている、甘い味付けをするなどドーナツとの共通点が多いスイーツです。

ハワイにある「レナーズベーカリー」というお店がマラサダを販売したことをきっかけに、ハワイ全土で広まっていきました。ハワイでは毎年3月頭の火曜日は「マラサダの日」です。この日は、マラサダやパンケーキやワッフルなど、さまざまなスイーツが楽しめる特別な日です。

マラサダはハワイ発祥ではない!?

ハワイでマラサダが広く知られるようになったのは、「レナーズベーカリー」が販売を開始したことがきっかけですが、実はマラサダはハワイ発祥のスイーツではありません。マラサダは、ポルトガルで生まれたスイーツなのです。

15世紀以降、ポルトガルは砂糖生産が活発となりました。これは、ポルトガルが世界各地に進出し、植民地を獲得したことがきっかけです。ブラジルでは、砂糖の栽培に適した気候と土地が広がっており、ポルトガルはブラジルで大規模な砂糖プランテーションを築きました。

これによってポルトガルでは砂糖の生産量が飛躍的に増加し、砂糖はポルトガルの重要な産業となりました。このような背景から、ポルトガルでは砂糖を使った菓子類が盛んに作られるようになったようです。四旬節の前日、ラードや砂糖を使い切るためにマラサダが作られるようになり、ポルトガルの家庭料理のひとつとして親しまれていました。

実は「レナーズベーカリー」の店主の祖国がポルトガルで、ポルトガルのベーカリーでパン作りの修行をしたのちにハワイに移住したといわれています。そして祖国の味であるマラサダを販売したところ、ハワイの地元の人々の間で人気となりました。

マラサダの特徴やドーナツとの違い

マラサダの特徴やドーナツとの違いについて解説します。

マラサダの特徴

マラサダは油で揚げている分、外側はカリッとした食感が楽しめます。中はふんわりとしていて口当たりが良く、軽い食感が特徴です。揚げたてのマラサダはたまらない美味しさです。

粉砂糖やグラニュー糖、シナモンをまぶしていて、中には何も入っていないマラサダが一般的ですが、チョコレートや生クリーム、カスタードが詰められているマラサダもあります。

マラサダとドーナツとの違い

マラサダはドーナツと共通点が多いので、ドーナツと何が違うの?と疑問を持たれるかもしれません。マラサダはイースト菌を使って生地を発酵させますが、ドーナツはベーキングパウダーを使って生地を膨らませます。また、マラサダは生地の真ん中に穴がなく、ドーナツは穴があるという違いがあります。

マラサダと揚げパンとの違い

ちなみにマラサダは生地を揚げているので揚げパンと同じでは?とも思うかもしれません。揚げパンはパン生地をオーブンで焼いて作ったコッペパンを油で揚げて、砂糖などをまぶしたものです。マラサダは生地のまま油で揚げるという違いがあります。

自宅でできる手作りマラサダのレシピをご紹介!

マラサダは自宅でも作ることができますよ!ぜひ下のレシピを参考に作ってみてください!材料もスーパーで手に入るものばかりです♪

自宅で簡単!マラサダのレシピ

生地がやわらかいので、クッキングシートにのせたまま揚げましょう。生地はホームベーカリーでも作れます。グラニュー糖は熱いうちにまぶすときれいにつきますよ。ぜひ揚げたてのマラサダを味わってみてください。

マラサダ作りでよくある質問

Q.
無塩バターは有塩バターで代用可能ですか?
A.
代用は難しいと判断しております。仕上がりに影響がでるためレシピ通り作っていただくことをおすすめいたします。

Q.
グラニュー糖は砂糖で代用可能ですか?
A.
こちらも同様に代用は難しいと判断しております。仕上がりに影響がでるためレシピ通り作っていただくことをおすすめいたします。

Q.
バターをマーガリンで代用したいのですが、可能ですか?
A.
パンや製菓であれば風味や仕上がりに多少差が出ますが、概ね代用可能です。一部代用ができないものもございますので、詳細は以下のページをご確認ください。

ハワイの人気料理はマラサダ以外にもたくさんあります。他のハワイ料理も作ってみたい!興味がある!と思われた方は以下の特集も読んでみてくださいね!自宅でハワイ気分が楽しめますよ。

旅行気分♪人気・定番のハワイ料理16選!

マラサダは生地を油で揚げ砂糖などをまぶしたスイーツ

マラサダとは小麦粉やイースト菌などを混ぜた生地を発酵させて油で揚げ、粉砂糖やシナモンをまぶしたスイーツです。マラサダの発祥はポルトガルなのですが、「レナーズベーカリー」の店主が祖国のマラサダの味を広め、今ではハワイで人気のスイーツになっています。

マラサダは自宅でも作ることができます。材料も揃えやすいのでぜひ作ってみてくださいね。

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