「そばがき」とはどんな食べ物?味や特徴・歴史についても解説◎
作成日: 2024/04/09
みなさん「そばがき」という食べ物をご存知でしょうか?そばがきは日本で古くから食べられている、そば粉を使った食べ物です。名前をきいてピンとこない方もいるかもしれませんね。
この記事では、そばがきとはどんな食べ物なのかに加え、歴史や作り方までご紹介します♪
そばがき
そばがきは、シンプルながらも奥深い日本の伝統食です。そば粉の風味を存分に楽しめる一品で、その歴史や作り方、種類についても触れていきましょう。
そばがきとは
そばがきとは、そば粉に湯を加えて練り混ぜ作る団子状の食べ物です。基本はそば粉100%で作られ、普段食べるそばよりも香りや風味を感じやすいのが特徴で、お酒のつまみとしても人気がある食べ物です。
そばがきの起源
そば自体は縄文時代から食べられている古い食べ物です。いつからそばがきが食べられていたかは定かではありませんが、鎌倉時代には既に存在していたとされています。鎌倉時代には石臼でそばの実を挽く技術が広まり、そばがきも広く食べられるようになりました。江戸時代になると、蕎麦切りが庶民の間に広まりました。
江戸時代までは、蕎麦切りを禁止する農村も少なくなかったそうで、そばがきはご飯の代わりとしても食べられていたことがあります。
そばがきの種類
そばがきにはいくつかの種類がありますが、代表的なものに「椀がき」と「鍋がき」があります。
椀がき
椀がきは、そば粉を湯で練り、椀に盛って食べるスタイルのそばがきです。滑らかな食感が特徴で、薬味やだしを加えて楽しむことが多いです。
鍋がき
鍋がきは、そば粉を鍋で練りながら作るそばがきで、椀がきよりも手間がかかりますが、より弾力のある食感を楽しむことができます。
DELISH KITCHENのそばがきの作り方
ここでは、DELISH KITCHENのレシピを参考に、家庭で簡単に作れるそばがきの作り方をご紹介します。
【2人分】
蕎麦粉 : 50g
ぬるま湯 : 150cc
しょうゆ : 大さじ1
わさび : 適量
手順
①ボウルに蕎麦粉とぬるま湯を入れ、ダマがなくなるまで泡立て器でしっかり混ぜます。
②鍋に流し入れ、弱めの中火で加熱し、粘りが出るまでゴムべらなどで混ぜます。弱火にし、ひとまとまりになるまで2〜3分ほど手早くねります。
③器に盛り、しょうゆ、わさびをそえていただきます。
レシピ動画はこちら
レシピ動画を見ながら作ると、より分かりやすく、美味しいそばがきを作ることができます。動画は以下のリンクからご覧いただけます。
そばがきは、そば粉100%で作る団子に似た食べ物!
そばがきは、そば粉の風味をダイレクトに感じられる日本の伝統的な食べ物です。その歴史は古く、様々な種類や食べ方があります。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ家庭で本格的なそばがきを作ってみてください。香り高いそばがきの味わいを、存分にお楽しみいただけるはずです。