芋がらとは何?食べ方や活用レシピをご紹介
作成日: 2024/04/26
更新日: 2024/07/30
芋がらという食べ物をご存知ですか?
日本の各地で昔から食卓を彩ってきた伝統的な食材ですが、近年では健康志向の高まりから再注目されています。本記事では、芋がらについて詳しく解説し、美味しい食べ方をご紹介します。
芋がらとはどんな食べ物?
芋がらとは里芋の芋茎と呼ばれる部分から、葉と茎の皮を取り除いて乾燥させたものです。
生の状態のものは別名「ずいき」とも呼ばれています。芋がらはたんぱくでくせのない味わいが特徴で、食感はシャキシャキとして歯ごたえがあります。
また芋がらは、食物繊維が豊富で、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。また、ポリフェノールなどの抗酸化物質も多く含まれているため、健康食としても注目されています。
芋がらはどう料理して食べる?
芋がらには昔ながらの伝統的な食べ方がありますが、現代的なアレンジレシピも多数存在します。
伝統的な食べ方としては、天ぷらやお吸い物に使われてきました。特有の歯ごたえと風味を生かした素朴な味わいが人気です。
近年では、炒め物や煮物、揚げ物などのレシピも親しまれています。油で素揚げにすると香ばしい香りと軽い歯応えが楽しめます。さらに創作料理として芋がらを使ったグラタンなどもあります。
芋がらのアレンジレシピ
DELISH KITCHENがおすすめする芋がらのレシピをご紹介します。
シャキシャキの食感をご堪能あれ♪ いもがらの炒め煮
アク抜きをして水でもどすとふっくらとして味が染みやすくなるので、煮物にするとおいしくいただけます。今回は基本の調味料を使った素朴な味わいでほっこり気分を味わえる一品に♪ぜひお試しください!
芋がらは近年再注目の食べ物!
芋がらは、長い歴史の中で生まれた食材ですが、近年の健康志向から見直されています。アクの強さに注意が必要ですが、下処理次第で私たちの食生活に新しい楽しみを加えてくれるはずです。食物繊維や抗酸化物質が豊富に含まれる栄養価の高さ、素朴でありながら奥深い風味。昔から愛されてきた理由がよくわかります。伝統の味わいと健康への新ロマンを兼ね備えた、魅力的な食材なのです。
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
eーヘルスネット:抗酸化物質(2024/04/26)