トルコ伝統の食材「カダイフ」とは?特徴や食べ方について解説します。
作成日: 2024/05/14
みなさんは「カダイフ」という食べ物を知っていますか?
名前は聞いたことが無い方も、お店で出てくる料理で見たことがあるかもしれません。
今回はそんなカダイフがどういう食べ物なのかについて紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
カダイフはどんな食べ物?
カダイフはトルコなどの中東や地中海地域を中心に食べられる細麺状の生地のことです。カダイフはトルコ語で柔らかいという意味を表しており、そうめんよりも細い極細で柔らかい麺状の形をしていることから「天使の髪」とも呼ばれています。
カダイフは小麦粉やトウモロコシの粉から作られ、揚げるとサクサクっとした軽い食感に仕上がるのが特徴です。また麺は極細なため自由な形に形成しやすく、揚げ物の衣やお菓子の生地、創作料理としてカダイフを使った食べられる器にも使われるなど幅広い使い方ができます。ECや輸入雑貨店などで手に入れることができます。
カダイフを使った代表的な料理
中東で食べられるカダイフを使った代表的な料理を3つご紹介します。
・エビのカダイフ巻き
エビの尻尾を除いた身にカダイフを巻きつけて揚げた一品です。サクサクのカダイフとエビの旨味が絶妙な組み合わせとなっています。
・カダイフ・タトゥルス
溶かしたバターとカダイフを混ぜて作った生地でピスタチオやくるみなどを挟み、オーブンで焼き上げたトルコ伝統のお菓子です。焼き上がった後はクリームチーズやナッツを乗せたり、シロップをかけて食べます。ナッツの香ばしさとシロップの甘さが絶品の一品です。
・キュネフェ
クリームチーズをカダイフ生地で挟んで揚げ、シロップをかけた人気のお菓子です。中のクリームチーズがとろ〜りとした食感が堪能できます。
カダイフを使ったレシピをご紹介!
ここでは実際にカダイフを使ったレシピ動画をご紹介します。自宅で作るのも楽しみの一つですね。
天使の髪「カダイフ」はいろんな料理に使える!
カダイフは小麦粉やトウモロコシの粉で作られた麺状の食材です。揚げるとサクサクした食感になり、自由に形を作れるため、様々な料理に使われています。中東を中心に広く親しまれているカダイフは、あまり知られていない食材ではありますが、一度食べれば虜になる美味しさ。極細の麺から生まれた創造性あふれる多彩な一品に出会えるはずです。珍しい食材に興味がある方は、ぜひカダイフを使った料理を味わってみてはいかがでしょうか。