「フェイジョアーダ」を徹底解説!具材や味・作り方までご紹介♪
作成日: 2024/05/31
みなさん、「フェイジョアーダ」というブラジル料理をご存知ですか?
ブラジルを代表する料理ですが、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。本記事では、フェイジョアーダの基本知識から、各地域での食べ方、そして具体的な作り方までご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
フェイジョアーダの基本知識
さっそく、フェイジョアーダについて詳しくみていきましょう。
フェイジョアーダとは?
フェイジョアーダは、黒豆や豚肉、牛肉を煮込んだ料理です。ブラジルの国民食とも言われており、特に週末や祝日に家族や友人と一緒に楽しむ料理として知られています。
ブラジルではファリーニャ(キャッサバ粉を炒ったもの)やコウビ(ケールの一種)の炒め物、ヴィナグレッチ(ライムなどで味付けしたさっぱりとしたサラダ)、オレンジなどの柑橘系の果実と一緒に盛り付けられることが多く、味わいを変えながら食べられます。
味わい・食感
フェイジョアーダは黒豆の濃厚なコクと、さまざまな肉類から出る旨味が合わさった深い味わいとクリーミーな食感が特徴です。柔らかく煮込まれた肉と豆のホクホクとした食感も楽しめますよ。
どんな国で食べられている?
フェイジョアーダは、ブラジルだけでなく、ポルトガルや東ティモールでも楽しまれています。各地域ごとに独自のアレンジが加えられ、その土地の食文化を反映したフェイジョアーダが作られています。
ブラジルのフェイジョアーダ
ブラジルでは、フェイジョアーダは非常に人気があり、特にリオデジャネイロやサンパウロといった大都市では専門店も多く存在します。ブラジルのフェイジョアーダは、黒豆、豚肉、牛肉、リングイッサと呼ばれる生ソーセージ、ニンニク、塩が基本の具材です。オレンジのスライスを添えて提供することもあります。
ポルトガルのフェイジョアーダ
ポルトガルでは、ブラジルと同様にフェイジョアーダが親しまれていますが、使用される豆の種類が異なります。ポルトガルでは白いんげん豆が使われることが多いです。具材も、トマトやジャガイモ、ニンジン、タマネギの他、ローリエや、パセリ、パプリカやワインを使って味付けされることもあり、ブラジルのフェイジョアーダとは味わいが異なります。
東ティモールのフェイジョアーダ
東ティモールでもフェイジョアーダは人気のある料理です。東ティモールのフェイジョアーダは、主に牛肉、赤いんげん豆を使い、トマトとジャガイモ、タマネギが使われます。
どんな時に食べられている?
フェイジョアーダは、週末に食べられる料理なんだそうです。飲食店でも土日限定メニューとして出すお店が多いそうですよ。
フェイジョアーダの作り方
ご自宅でフェイジョアーダを作ってみませんか?基本的なレシピをご紹介します。
材料【4人分】
ごはん:お茶碗4杯(600g)
豚スペアリブ:300g
ブロックベーコン:80g
ソーセージ:4本(80g)
玉ねぎ:1/2個(100g)
にんにく:1かけ
黒いんげん豆缶:400g
ローリエ:2枚
サラダ油:大さじ1
水:400cc
塩:小さじ2/3
☆スペアリブ下味用:塩小さじ1/4、こしょう少々、おろしにんにく小さじ1
★付け合わせ:ケール9枚(100g)、サラダ油小さじ1、塩こしょう少々
手順
①スペアリブは骨に沿ってフォークで数か所穴をあけ、☆の下味を全体にまぶします。ブロックベーコンは1cm幅に切り、ソーセージは斜めに3等分に切ります。
②玉ねぎは芯を取り除いてみじん切りにし、にんにくは縦半分に切って芯を取り除き、みじん切りにします。ケールは軸の硬い部分を切り落とし、横に細切りにします。
③厚手の鍋にサラダ油(大さじ1)を入れて中火で熱し、玉ねぎとにんにくを入れてしんなりとするまで炒めます。玉ねぎとにんにくを鍋の端に寄せ、スペアリブを加えて肉の色が変わり、焼き色がつくまで炒めます。ベーコンと水を加えて煮立たせ、アクを取り除きます。ローリエと塩を加えて混ぜ、ふたをして弱火で30分煮ます。ソーセージと黒いんげん豆(缶汁ごと)を加えてさらに5分ほど煮ます(フェイジョアーダ)。
④別のフライパンにサラダ油(小さじ1)を入れて中火で熱し、ケールを入れてしんなりとするまで炒めます。塩こしょうを加えて炒め合わせます。
⑤器にごはんを盛り、フェイジョアーダをかけます。4で炒めたケールを添えて完成です。
詳しいレシピ動画はこちら
フェイジョアーダは豆と肉を使ったブラジルの国民食!
フェイジョアーダは様々な国や地域で食べられていますが、特にブラジルでは国民食として愛されています。豆とお肉の旨みがダイレクトに味わえるフェイジョアーダを、ご自宅で作ってみませんか?機会があればぜひ作ってみてくださいね♪