パスタを電子レンジで茹でる際のポイントをご紹介
作成日: 2024/05/31
更新日: 2024/06/03
一般的にパスタは鍋を使用して茹でますが、一度はこんな風に思ったことはありませんか?
・お湯を沸かすのが面倒
・麺を茹ですぎてしまった
・他の料理でコンロが埋まっていて茹でられない
実はそんなお悩みを解決する方法が「電子レンジ」です!みなさんは電子レンジでもパスタを茹でることができることをご存知でしたか?実はポイントを押さえれば、電子レンジで簡単にパスタを茹でることができます!
今回はパスタを電子レンジで茹でる際のメリットやポイントなどをご紹介します。
電子レンジで茹でる際のメリット・デメリット
パスタを電子レンジで茹でるメリットは以下のようなことがあげられます。
・お湯を沸かす時間がいらない
・火を使わないので、茹でている間そばにいなくても良い
・茹ですぎを防ぐことができる
・鍋に比べて洗い物が簡単
急いで作りたい時などはお湯を沸かしている時間ももったいないものです。電子レンジを使えばお湯が沸騰するのを待っている時間がいりません。またガスコンロを使用する場合は、万が一を考えて火元を離れるわけにはいきませんが、電子レンジの場合はタイマー式のため、その場から離れてもタイマーが終われば自動で加熱を止めてくれるので、安心です。
一方、電子レンジで茹でる際のデメリットもありますので、確認しておきましょう。
・麺同士がくっつきやすい
・麺を半分に折らないといけない場合がある
・吹きこぼれた場合は電子レンジを掃除する必要がある
主なデメリットは麺同士がくっつきやすいことです。鍋で麺を茹でる場合はたっぷりのお湯を使用していることと、鍋の面積が大きいので麺同士がくっつくことはほとんどありませんが、電子レンジで茹でる場合は麺同士が密着した状態で加熱されるため、くっつきやすくなります。
電子レンジで茹でたパスタと鍋で茹でたパスタの差は?
電子レンジで茹でたパスタと鍋で茹でたパスタの違いの1つは食感です。鍋で茹でたパスタはしっかりとコシがあるアルデンテの仕上がりになり、食感も歯応えがあります。電子レンジで茹でたパスタはツルッとした喉越しや麺にもちもち感があるのが特徴です。
電子レンジで茹でる際のポイントと注意点
ここからは電子レンジでパスタを茹でる際のポイントや注意点について解説します。
鍋で茹でる時と違って、加熱時間や水の量、塩の量などは変える必要があります。
詳しくみていきましょう。
①耐熱性があり底が深い容器を使用する
容器は普通のお皿ではなく、耐熱性のあるものを用意してください。パスタがそのままの形で入るぐらいの大きさがベストですが、小さいサイズのものしか用意できない場合は、パスタを折って半分にして入れてください。また、電子レンジで茹でる場合も水が吹きこぼれてしまう可能性があります。そのため、ある程度深さがある容器をおすすめします。
②水と塩の量に注意する
鍋で茹でる場合、塩の量は水の量に対して1%弱が最適です。一般的にパスタ一人前の目安の量は100gであり、100gのパスタを鍋で茹でる時に必要な水の量は1Lなので、塩の量は10g弱(小さじ1杯半程度)となります。
一方で電子レンジで茹でる場合、鍋と同じく1%弱の塩を入れてしまうとパスタが塩辛くなってしまいます。理由は、加熱時間が鍋を使用する時よりも長く、パスタが水を多く吸ってしまうためです。
そのため電子レンジで茹でる場合の塩の量は、水の量に対して0.5%程度で十分です。例えば、電子レンジでパスタ100gを茹でる場合、水は500ml、塩の量は3g程度で問題ありません。
③ラップはかけずに加熱する
深めの容器を準備することの他に、容器にはラップをかけずに加熱してください。ラップをかけてしまうと熱がこもり、吹きこぼれの原因になります。
④加熱時間を調節する
電子レンジで茹でる場合の加熱時間には注意が必要です。パスタの袋に記載の茹で時間でそのまま加熱すると、芯がかなり残ったカチカチの仕上がりになります。鍋で茹でた時と同様のもちもちした食感にしたい場合は、以下の加熱時間が必要です。
【500Wの電子レンジ】袋に記載の時間+4分
【600Wの電子レンジ】袋に記載の時間+3分
また、よりアルデンテに仕上げたい場合は、上記の加熱時間から30秒ほど短い時間で加熱してみてください。
レンジで作る美味しいパスタのレシピをご紹介
最後に、電子レンジで茹でる簡単でおいしいパスタのレシピをいくつかご紹介します。ぜひ一度作ってみてください!
電子レンジでもパスタは美味しく茹でられる!
電子レンジを使ってパスタを茹でる方法は、忙しい時やキッチンが混雑している時に非常に便利です。手間を省き、短時間で美味しいパスタを作ることができます。ポイントを押さえて、ぜひ試してみてください。