韓国料理「ポックンパ」とは？実は食べたことがあるかも！〆飯について解説します！

ポックンパとは

ポックンパ（볶음밥）とはポックムパプとも言います。韓国料理の一つで、「炒める」という意味の「ポックム」と、「ご飯」を意味する「パプ」を組み合わせた言葉です。韓国風のチャーハンや焼き飯という意味で、韓国では様々な具材と味付けで食べられます。

韓国では、タッカルビやチュクミ、鍋料理などの〆としても親しまれており、日本の韓国料理店でも人気のメニューです。ごま油やキムチ、コチュジャンなどが使われることも多く、韓国料理らしい味わいを楽しむことができます。

家庭料理としてのポックンパ

ポックンパは、韓国で広く親しまれている家庭料理でもあります。その起源は中華料理のチャーハンに由来すると言われています​ 。日本でも家庭でチャーハンを食べるように、韓国でも家庭料理として親しまれています。一方で、日本とは異なり、ごま油やキムチ、コチュジャンを使った、辛みのあるポックンパが人気です。

ポックンパの種類とその味わい

ポックンパにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる味わいを楽しめます。

〆飯ポックンパ

チュクミやタッカルビなどを食べた後、残った汁にご飯を加えて作るポックンパです。具材の旨みが染み渡った汁を吸ったご飯は絶品ですよ。韓国海苔ととびこを加えるお店が多く、韓国でも日本でも人気のポックンパです。

キムチポックンパ

定番のポックンパで、キムチとご飯を炒めたもの。醤油などで味を整えて作ります。ピリ辛で酸味が効いており、食欲をそそります​よ 。

キムチチーズポックンパ

キムチポックンパにチーズを合わせたもので、特に若い世代に人気の一品です。チーズがキムチの辛さをまろやかにします。辛さが苦手な方にもおすすめです。

海鮮ポックンパ

エビやイカなどの海産物を加えたポックンパです。海鮮の風味が豊かで、ごま油の香りが絶妙にマッチします。日本でいう海鮮チャーハンですが、韓国ではキムチをトッピングすることが多いです。

肉ポックンパ

豚肉や牛肉を使ったポックンパで、ボリューム満点。お好みで卵をトッピングしても美味しいです。焼肉のたれを使うと簡単に味付けができます。

ポックンパを美味しく作るためのコツ

ここでは、ポックンパをお家で作る際のコツをご紹介します。

ごま油を使う

風味豊かなごま油を使うことで、ポックンパの味が一段と引き立ちます。

コチュジャンの量を調整

辛さはコチュジャンの量で調整できます。辛いのが苦手な方は少なめに、辛いのが好きな方は多めにしてみてください​。

DELISH KITCHENのポックンパのレシピ

ここではシンプルなキムチポックンパのレシピをご紹介します。

材料 【1人分】

・あたたかいごはん・・・・・・どんぶり1杯(200g)
・ソーセージ・・・・・・・・・1本(20g)
・玉ねぎ・・・・・・・・・・・1/4個(50g)
・キムチ・・・・・・・・・・・50g
・ごま油・・・・・・・・・・・大さじ1/2
・コチュジャン・・・・・・・・大さじ1/2
・しょうゆ・・・・・・・・・・小さじ1
・白いりごま・・・・・・・・・少々

目玉焼き
・卵・・・・・・・・・・・・・1個
・サラダ油・・・・・・・・・・小さじ1

手順

①玉ねぎはみじん切りにする。ボウルにキムチを入れ、キッチンバサミで粗く刻む。

②ソーセージは5mm幅の小口切りにする。

③フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、卵を入れて黄身が半熟状になるまで焼いて取り出す(目玉焼き)。

④③のフライパンにごま油を入れて中火で熱し、キムチ、玉ねぎを入れる。玉ねぎがしんなりするまで2分ほど炒め、コチュジャン、ソーセージを加えて全体がなじむまで炒める。ごはんを加え、ごはんをほぐしながら炒め合わせ、しょうゆをフライパンのふちからまわし入れてさっと混ぜる。

⑤器に盛り、目玉焼きをのせ、白いりごまをちらす。

詳しいレシピ動画はこちら

ポックンパはお家でも楽しめる韓国風チャーハン！

ポックンパは、簡単に作れて美味しい韓国の家庭料理です。キムチやコチュジャン、ごま油などの韓国らしい調味料を使うことで、独特の風味を楽しめます。多様な具材やアレンジが可能なため、飽きることなく楽しめるのも魅力の一つです。ぜひ、家庭でポックンパを作って、その美味しさを堪能してみてください♪