DELISH KITCHEN

ギバサとは?アカモクとの違いや活用レシピをご紹介

作成日: 2024/08/20

ギバサとは、日本海側の寒冷地域で古くから親しまれてきた海藻で、正式にはアカモクと呼ばれます。特に秋田県では「ギバサ」という名前で親しまれ、強い粘りと磯の香りが特徴です。栄養価が非常に高く、美容や健康に良い食材としても注目されています。近年では、食物繊維やミネラルが豊富なことから、健康志向の方々の間で人気が高まっています。この記事では、ギバサの栄養効果やアカモクとの違い、美味しい食べ方や活用レシピを詳しく紹介します。

目次

  1. ギバサとはどんな食べ物か
  2. ギバサの栄養効果
  3. ギバサとアカモクの違い
  4. ギバサの食べ方
    1. 下処理方法
    2. 味付け方法
  5. ギバサの活用レシピ
    1. 10分で完成!アカモクの味噌汁
    2. ねばねば食感!アカモクとたたき長芋の梅肉あえ
  6. ギバサを楽しむために

ギバサとはどんな食べ物か

ギバサは海藻の1種で、正式名称はアカモクといいます。強い粘りと磯の香りが特徴で、湯通しすると緑色に変わり、食感はシャキシャキとしています。日本海側では昔から貴重な栄養源として重宝されてきました。日本海側は寒さが厳しく野菜などが手に入りにくかったためです。一方、太平洋側ではわかめや昆布といった他の海藻が豊富に育ったため食用としてあまり食べられず、むしろ漁の際に、網などに絡みつく邪魔な海藻として扱われてきました。

ギバサの栄養効果

ギバサの代表的な栄養は食物繊維とミネラルです。特に食物繊維は便通を改善し、ミネラルは体の機能を維持するために重要です。

ギバサとアカモクの違い

冒頭でも説明したとおり、ギバサの正式名称はアカモクで、同じ海藻を指しています。地域によって呼び方が異なり、秋田や石川では「ギバサ」、山形では「ギンバソウ」、新潟では「ナガモ」などと呼ばれることもあるそうです。

ギバサの食べ方

ギバサの食べ方について説明します。市販のものはそのまま食べられるものがほとんどですが、乾燥ギバサや生ギバサは下処理が必要なので注意しましょう。

下処理方法

乾燥ギバサの場合は、水で戻して湯通しし、冷やします。最後にお好みで刻んで食べます。生ギバサは水で洗い、湯通しし、冷やして刻みます。市販の冷凍ギバサは手間がかからず便利です。

味付け方法

ギバサの味付けには醤油やポン酢、めんつゆが定番です。マヨネーズやワサビ醤油でのアレンジもおすすめです。

ギバサの活用レシピ

ギバサの活用レシピを2つご紹介します。そのまま食べることに飽きた場合はぜひ参考にしてみてください。

10分で完成!アカモクの味噌汁

磯の香りが心地良い、アカモクの味噌汁をご紹介します。パパッと作れるので朝ごはんにぴったり♪ぜひお試しください!

ねばねば食感!アカモクとたたき長芋の梅肉あえ

強い粘りが特徴のアカモクを長芋と梅でさっぱりとあえます!ごはんや豆腐にのせてもおいしくいただけます♪お好みでのりをのせても♪

ギバサを楽しむために

ギバサとアカモクは呼び方は違いますが、同じ海藻です。アカモクは地域によって様々な呼び方があるので自分の住んでいる地域の呼び方を調べてみましょう。健康に良い効果も期待できるこの食材をぜひ食べてみてください。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。