スイス料理厳選8品!それぞれの地域の郷土料理を一挙ご紹介します
作成日: 2024/09/24
更新日: 2024/09/26
スイス料理は、アルプスの自然豊かな環境で育まれ、豊富なチーズやジャガイモを使った料理が特徴です。山岳地帯の気候に適応した食文化が発展したうえ、それぞれのドイツ、フランス、イタリアのそれぞれの言語圏ならではの料理も豊富にあります。この記事では、スイス料理の特徴から郷土料理まで詳しくご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
スイス料理の特徴
スイス料理は、多言語文化の影響を受けながらも、地域ごとに異なるバラエティ豊かな料理が楽しめるのが魅力です。
ドイツ語圏ではジャガイモを焼いた料理やソーセージ、フランス語圏では日本でもお馴染みのチーズフォンデュ、イタリア語圏ではトウモロコシの粉を使ったポレンタという料理が代表されるように、それぞれの地域に特有の料理があり、スイス独自の食文化が発展しています。
特に、全体的にチーズやジャガイモを使った温かい料理が多く、寒いときにぴったりです。また、ビュンドナーフライシュのような伝統的な保存食もあります。
スイスの主食
スイスでは、パンが主食としてよく食べられ、地域によってさまざまな種類があります。また、ジャガイモを使った料理も人気で、特にレシュティはスイスのドイツ語圏で愛されています。他にも、アルペンマカロニのようにチーズやジャガイモを使ったパスタ料理もよく見られます。
おすすめのスイス料理ここからは代表的なスイス料理をご紹介します。
チーズフォンデュ
日本でもお馴染みのチーズフォンデュ。実はスイスの郷土料理として知られています。2〜3種類の特産品のチーズを白ワインで溶かしたうえで、そこにパンをつけて食べるのが一般的です。
ラクレット
ラクレットはスイス南部の山岳地方の郷土料理で、溶けたラクレットチーズをジャガイモにかけて食べる料理です。チーズはナッツのような香りが楽しめるのが特徴です。
レシュティ
スイスのドイツ語圏で広く食べられるレシュティは、細切りのジャガイモをカリカリに焼いた料理で、主食や付け合わせとして親しまれています。地域によっては、チーズやベーコンを添えることもあり、バリエーションが豊富です。
ビュンドナーフライシュ
ビュンドナーフライシュは、スイス南東部のグラウビュンデン地方で伝統的に作られる保存食です。スパイスなどが含まれた調味液につけられた干し牛肉を薄くスライスして食べるもので、ワインと一緒に楽しむのが一般的です。
ブラートヴルスト
ブラートヴルストは、スイスのドイツ語圏で人気のある豚肉と牛肉の皮を使用したソーセージ料理で、焼き上げたソーセージにマスタードやブラウンソースをかけて食べられます。
アルペンマカロニ
スイスの山岳地帯などで主に食べられてきたアルペンマカロニは、マカロニとジャガイモをチーズで和えた料理です。リンゴソースを添えて食べることもあります。
ポレンタ
スイス南部のイタリア語圏では、ポレンタと呼ばれるトウモロコシの粉を使った料理が主食となっています。クリーミーなポレンタにチーズや肉を添えて食べるのが一般的です。
フィレ・ド・ペルシュ
フィレ・ド・ペルシュは、スイスの湖でとれる魚を使った料理で、特にフランス語圏の湖周辺で食べられます。新鮮な白身魚をムニエルまたはフライで調理し、レモンやマヨネーズをかけて食べるのが一般的です。
スイス料理を堪能しよう
スイス料理は、素朴でありながら豊かな味わいが楽しめる料理がそろっています。チーズやジャガイモを使った料理が多く、特に寒いときに体を温めたい人にぴったりです。機会があればぜひスイス料理に挑戦してみてください!