クロソイとは?特徴や味わい、食べ方などをご紹介します
作成日: 2024/10/04
クロソイという魚を食べたことはありますか?北の鯛とも呼ばれるこの海水魚は、黒みがかった体色が特徴です。料理においてはこの記事ではクロソイの特徴をはじめ、旬や味わい、そしておすすめの食べ方まで解説します。
クロソイの特徴
クロソイは、北海道全域をはじめ、青森〜千葉の太平洋側、青森〜長崎の日本海側などに生息する、カサゴ亜目メバル科の海水魚です。適水温は10~20℃で、水深50〜100mの岩礁域に生息します。
体長は40cm前後であり、黒っぽい色調の見た目が特徴です。涙骨や頭部には目立たない細かい棘があり、全体的にがっしりとした体型をしています。
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クロソイの旬と味わい
クロソイの旬は、冬場の寒い時期です。白身魚であり、淡泊でコリコリとした食感が楽しめます。旬の脂がのっている時期には刺身として食べると美味しいです。身離れがいいので、食べやすいことも特徴です。
クロソイのおすすめの食べ方
クロソイの代表的な食べ方をご紹介します。
刺身:旬のクロソイは、刺身で食べるとその淡白で引き締まった身を楽しめます。また、カルパッチョにすることもおすすめです。
煮付け:脂がのったクロソイは煮付けに最適で、ふっくらした食感が楽しめます。甘辛いタレを身に染み込ませれば、白ご飯とよく合うおかずになります。
みそ汁:クロソイのアラを使ったみそ汁は旨味のある出汁が取れ、野菜や豆腐などの具材と煮ると美味しいです。
唐揚げ:かまや腹の薄い部分に片栗粉をまぶしてから、じっくりと二度揚げします。クロソイの香りが豊かで、サクサクとした衣と引き締まった身のバランスが良いです。
クロソイの魅力を堪能してみよう!
クロソイは、その黒い見た目とは裏腹に、淡白で美味しい白身魚です。刺身や煮付け、みそ汁など様々食べ方が楽しめるので、あまり馴染みのない魚かもしれませんが、見かけた際はぜひ試してみてください!