西洋梨(ラ・フランス)の栄養素とは?効能効果やレシピもご紹介します
作成日: 2024/11/01
和梨とは異なる、とろけるような食感を持つ西洋梨「ラ・フランス」。この記事では西洋梨(ラ・フランス)に含まれる栄養素やその働き、DELISH KITCHENのレシピをご紹介します。最後に保存方法や食べ方について解説した記事も載せているので併せて参考にしてみてください!
西洋梨(ラ・フランス)の栄養素
梨は大きくわけて和梨・中国梨・西洋梨の3種類があり、ラ・フランスは西洋梨の中の一種のことです。さらに、ラ・フランスは日本で生産される西洋梨の70%※近くを占めている代表的な品種です。
※特産果樹生産動態等調査(2021)の結果に基づく数値
ここでは、ラ・フランスに代表される西洋梨(生)の栄養素についてご紹介するので、目安としてご参考ください。
可食部100g当たりの西洋梨(生)の栄養素
エネルギー:48kcal
食物繊維:1.9g
ビタミンC:3mg
カリウム:140mg
葉酸:4μg
銅:0.12mg
西洋梨(ラ・フランス)の栄養素の働き
西洋梨(ラ・フランス)の栄養素の働きについてご紹介します。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
カリウム
人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。
体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
葉酸
葉酸は、細胞増殖に必要なDNAの合成に関与している重要な栄養素です。
アスパラギン酸
アミノ酸の一つであるアスパラギン酸が含まれています。アスパラギン酸は、たんぱく質の合成材料となるほか、アンモニアを体外に排出する働きがあります。
銅
銅は成人の体内に約100mg 存在し、約65%は筋肉や骨、約10%は肝臓中に分布しています。約10種類の酵素の活性中心に存在し、エネルギー生成や鉄代謝、細胞外マトリクスの成熟、神経伝達物質の産生、活性酸素除去などに関与しています。
西洋梨(ラ・フランス)のレシピ
西洋梨(ラ・フランス)を使って作れる、DELISH KITCHENのレシピを3つご紹介します。
リッチにしっとり♪洋梨のアーモンドケーキ
焼いた後のジューシーな洋梨がたまらないアーモンドケーキです。しっとりしたリッチな生地が好きな方におすすめです。
甘さ控えめ♪洋梨ティーゼリー
フルーティーな洋梨とふるふる食感の紅茶ゼリーが絶妙にマッチする一品です。
相性ぴったり♡梨チョコケーキ
濃厚チョコレートケーキにジューシーな梨が相性抜群です。最後まで飽きずに食べられます。
西洋梨(ラ・フランス)の魅力を味わって!
この記事では西洋梨(ラ・フランス)の栄養素やその働き、DELISH KITCHENのレシピをご紹介しました。和梨を食べることが多い方も、西洋梨を食べてみると両者の違いがわかり、さらに楽しめるかもしれません。以下に保存方法や食べ方について記載した記事のリンクを載せてあるので、ぜひ様々な味わい方をしてみてください!
西洋梨(ラ・フランス)の特徴や保存方法、食べ方などについてはこちら!
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC
政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和3年産特産果樹生産動態等調査」西洋なし
日本人の食事摂取基準(2020年版)
「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(2024/10/29)