
モチコチキンとは?唐揚げとの違いやレシピをご紹介
作成日: 2024/11/12
更新日: 2025/06/19
ハワイの伝統料理「モチコチキン」は、もち粉を使った独特の衣で揚げた鶏肉料理です。そのカリッとした食感とジューシーな味わいは、多くの人々を魅了しています。この記事では、モチコチキンの特徴や味わい、そして一般的なフライドチキンとの違いについて詳しくご紹介します。
モチコチキンについて
モチコチキンとは?
モチコチキンは、ハワイの郷土料理で、鶏肉にもち粉(もち米の粉)を絡めて揚げたものです。この料理は、日系移民がハワイに伝えたとされており、ハワイのプレートランチ店やキッチンカーなどで広く提供されています。見た目は唐揚げによく似ています。
味わいと食感
モチコチキンの最大の特徴は、そのカリッとした衣とジューシーな鶏肉の組み合わせです。もち粉を使用することで、外側はサクサク、中は柔らかく仕上がります。味付けは、甘辛い風味が一般的で、醤油や生姜、にんにくなどを使った日本人の口にも合いやすい味つけもあります。
唐揚げやフライドチキンとの違いは?
一般的な唐揚げやフライドチキンは、小麦粉や片栗粉を衣に使用しますが、モチコチキンはもち粉を使います。これにより、衣の食感が異なり、モチコチキンはより軽くカリッとした仕上がりになります。また、味付けも異なり、モチコチキンは醤油ベースの甘辛い味が特徴です。
また本場ハワイではご飯などと合わせてワンプレートで提供されますが、唐揚げやフライドチキンは、単体でおかずとして提供されたり、ホットスナックとしても楽しんだりする点で少し違います。
モチコチキンの基本の作り方
白玉粉を使ったデリッシュキッチンのレシピをご紹介します。
材料【2人分】
鶏もも肉・・・・・・・・1枚(300g)
白玉粉・・・・・・・・・50g
フリルレタス・・・・・・4枚
レモン(くし形切り)・・・ 1切れ
サラダ油・・・・・・・・適量
☆調味料
酒・・・・・・・・・・・大さじ1
しょうゆ・・・・・・・・大さじ1
おろししょうが・・・・・小さじ1/2
おろしにんにく・・・・・小さじ1/2
手順
①白玉粉は保存袋に入れて空気を抜きながら口を閉じ、めん棒でたたいて細かく砕く。
②鶏肉は一口大に切る。
③ボウルに鶏肉、☆を入れてよくもみこむ。ラップをして冷蔵庫で30分ほどおく。
④ 3の鶏肉に砕いた白玉粉をまぶす。
⑤鍋の底から3cm程度のサラダ油を入れて170℃に熱し、4の鶏肉を入れて1分ほどそのまま揚げる。上下を返しながら2分ほど揚げて取り出し、5分ほどおく。
⑥油の温度を180℃にし、4の鶏肉を戻し入れる。衣がカラッとするまで上下を返しながら中に火が通るまで1分ほど強めの中火で揚げ、取り出す(モチコチキン)。
⑦器にフリルレタスを敷き、モチコチキンを盛る。レモンを添える。
詳しい手順はこちらの動画をご覧ください!
モチコチキンの魅力を味わおう
モチコチキンは、ハワイの文化と日本の味が融合したユニークな料理です。その独特の食感と風味は、一度食べると忘れられない魅力があります。ハワイを訪れた際はもちろん、日本でも見かけた際にはぜひモチコチキンを味わってみてください。