DELISH KITCHEN

マコモダケとはどんな食べ物?特徴や食べ方をご紹介!

作成日: 2024/11/06

更新日: 2024/11/12

最近、スーパーや市場で「マコモダケ」という少し珍しい名前の食材を見かけることはありませんか?
その名前からキノコやタケノコの仲間ではないか?と連想するかもしれませんが、実は全く別の食材です。今回は、そんなマコモダケの魅力や美味しい食べ方、活用方法について詳しくご紹介します。

目次

  1. マコモダケって何?
  2. マコモダケの特徴と栄養
    1. マコモダケの特徴
    2. マコモダケの栄養
  3. マコモダケの美味しい食べ方
    1. シンプルに焼いて味わう
    2. 天ぷらやフライでサクサク食感
    3. スープや煮物に加えて
  4. マコモダケを使ったレシピをご紹介!!
    1. 材料【2人分】
    2. 作り方
  5. マコモダケで新たな食体験を!

マコモダケって何?

マコモダケはイネ科の多年草である「マコモ」という植物の茎が太くなった部分です。
見た目は太いネギやタケノコに似ており、長さは20〜30cmほどあります。見た目はタケノコに、そして名前はキノコに似ていますが、全く別の食べ物です。マコモダケは秋が旬の食材で、9月から11月にかけて出回ります。
皮を剥くと白くて柔らかい部分があり、その部分が可食部になります。

マコモダケの特徴と栄養

マコモダケの特徴と栄養について紹介します。

マコモダケの特徴

マコモダケの食感はタケノコやアスパラガスのようにシャキシャキとしており、ほのかな甘みがありながらも淡白な味わいが特徴です。加熱することでより甘さを感じることができます。

マコモダケの栄養

マコモダケには食物繊維、ビタミン、カリウムといった栄養が含まれています。
特に食物繊維には整腸作用のほか、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して体の外に排出するなどの働きがあります。また、カリウムは体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分の取りすぎを調節してくれます。

マコモダケの美味しい食べ方

マコモダケはさまざまな料理に活用できます。

シンプルに焼いて味わう

オリーブオイルやバターで軽くソテーするだけで、マコモダケ本来の甘みと香りを楽しめます。塩コショウでシンプルに味付けするだけでも絶品です。

天ぷらやフライでサクサク食感

薄くスライスして天ぷらやフライにすると、外はサクサク、中はシャキシャキの食感が楽しめます。お好みで塩や天つゆでお召し上がりください。

スープや煮物に加えて

煮込んでも形が崩れにくく、スープや煮物に加えるとボリュームアップに。淡白な味なので、他の食材の味を引き立てます。

マコモダケを使ったレシピをご紹介!!

マコモダケを使ったレシピをご紹介します!今回ご紹介するレシピは「マコモダケのオイスター炒め」です。
さっと炒めてマコモダケの食感をおいしく味わいましょう♪ごはんのおかずにぴったりの一品です。

材料【2人分】

豚ロース肉[生姜焼き用]・・・200g
マコモダケ・・・・・・・・200g
アスパラ・・・・・・・・・4本(80g)
にんにく・・・・・・・・・1かけ
しょうが・・・・・・・・・1かけ
サラダ油・・・・・・・・・大さじ1/2

☆豚肉下味
酒・・・・・・・・・・・・小さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・小さじ1
黒こしょう・・・・・・・・少々
片栗粉・・・・・・・・・・大さじ1

★調味料
酒・・・・・・・・・・・・大さじ1
砂糖・・・・・・・・・・・小さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1/2
オイスターソース・・・・・大さじ1

作り方

①マコモダケは皮(外側の緑色の部分)を取り、ピーラーで皮(白い部分)を薄くむく。横4〜5cm幅に切り、切り口を下にして1cm幅に切り、切り口を下にして薄切りにする。アスパラは根元から半分くらいまでピーラーで皮をむき、2cm幅の斜め切りにする。にんにく、しょうがはみじん切りにする。

②豚肉は7mm幅に切る。ボウルに片栗粉以外の☆を入れて揉み込み、片栗粉を加えて揉み込む。

③別のボウルに★を入れて混ぜる。

④フライパンにサラダ油、にんにく、しょうがを入れて中火で熱し、香りがたったら、豚肉を加えて、肉の色が変わるまでほぐしながら炒める。

⑤マコモダケ、アスパラを加えて1〜2分程、油がなじむまで炒める。★を加えて全体にからめながらさっと炒める。

詳しく手順を知りたい方はこちらの動画をご視聴ください。

マコモダケで新たな食体験を!

マコモダケはまだあまり知られていない食材ですが、その美味しさと栄養価、多彩な調理法で注目を集めています。この秋、新しい食材にチャレンジして、食卓に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。


【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

【参照】
・厚生労働省e-ヘルスネット「カリウム」
・厚生労働省e-ヘルスネット「食物繊維」(2024/11/06)

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