レモンの栄養素とは?その働きや3つのレシピをご紹介します
作成日: 2024/11/15
見ると思わず唾を飲み込んでしまう、酸っぱい食べ物の代表格「レモン」。ビタミンCを含む食品というイメージが強いかもしれませんが、他にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
この記事では、レモンに含まれる栄養素やその働き、そしてDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
レモンの主な栄養素
まずはレモンの主な栄養素について確認していきましょう。以下は、レモン 全果(生)の可食部100g当たりの主な栄養素です。
エネルギー:43kcal
ビタミンC:100mg
食物繊維:4.9g
カリウム:130mg
カルシウム:67mg
パントテン酸:0.39mg
レモンに含まれる栄養素の働き
ここではレモンに含まれる代表的な栄養素の働きについてご紹介します。
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
カリウム
人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。
体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
カルシウム
カルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルです。各種ミネラルの中で最も多く存在し、骨や歯を形成します。体重の1~2%を占め、その99%は骨及び歯に存在し、残りの約1%は血液や組織液、細胞に含まれています。
ポリフェノール
ポリフェノールとは活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える抗酸化物質です。
β-クリプトキサンチン
人の血液中に存在する主要カロチノイドの一つです。これまでの国内外の研究により、β-クリプトキサンチンがいくつかの種類のガン、糖尿病、関節リウマチ、動脈硬化等の発生リスクを低下させる可能性があることが示されています。
レモンを使ったおすすめのレシピ
レモンの香りと風味を活かしたDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。ぜひお試しください。
レモンの酸味を生かして♪レモンドレッシング
フレッシュな酸味と豊かな香りが特徴の、爽やかなレモンのドレッシングです。手作りドレッシングで、お家のサラダをちょっと格上げしてみませんか?
甘辛いたれで食べる!レモンステーキ
長崎県佐世保市の名物、レモンステーキのレシピです。レモンを効かせた甘辛いしょうゆダレの香りとジュージューと肉の焼ける音がたまらなく、ご飯にもよく合う一品です。
レモンが香る!カリフラワーとツナのサラダ
カリフラワーをレモンドレッシングでさっぱりと仕上げたサラダです。ツナを加えることで旨みが増します。
料理に彩りと風味を添えるレモン
レモンはビタミンCや食物繊維、カリウムなどを含み、さまざまな料理のアクセントとして彩りと風味を引き立てます。ぜひ日常の料理に取り入れて、その魅力を楽しんでください。
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「カルシウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「抗酸化物質」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC
日本人の食事摂取基準(2020年版)
「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書
農研機構「ミカンとβ-クリプトキサンチン」(2024/11/10)