DELISH KITCHEN

グミの実とは?その特徴や食べ方についてご紹介します

作成日: 2024/11/26

公園や河川敷などで見かける小さな赤い実、グミの実をご存じですか?可愛らしい見た目が目を引きますが、どのような特徴があるのでしょうか。この記事では、グミの実の特徴や食べ方などについてご紹介します。

目次

  1. グミの実の特徴
    1. 見た目
    2. 味わい
  2. グミの実の種類
    1. ナツグミ
    2. アキグミ
    3. ナワシログミ
  3. グミの実の食べ方
    1. 生で食べる
    2. ジャムやシロップに
    3. お菓子の材料に
  4. グミの実で季節を感じよう

グミの実の特徴

まずはグミの実の特徴についてご紹介します。

見た目

グミの実は、楕円形で鮮やかな赤色やオレンジ色をしており、熟すと光沢が増します。品種によっては果皮に銀白色の鱗片が付着していることがあります。果実の大きさは品種により異なりますが、一般的には1~2cm程度です。

味わい

グミの実は、熟したものを選ぶことで甘酸っぱさとほんのりした渋みの絶妙なバランスを楽しめます。

未熟な実はタンニンによる強い渋みがあり食べにくいですが、完熟すると爽やかな酸味が広がり、ほどよい甘さが引き立ちます。「ビックリグミ」など渋みが少ない品種は生食に適し、「アキグミ」は加工用に人気です。

グミの実の種類

グミの実には複数の種類があります。ここでは代表的なナツグミとアキグミ、ナワシログミについてご紹介します。

ナツグミ

ナツグミは、関東から中部地方の山野に自生する落葉性の小高木で、3~5mほどの高さに成長します。4~5月には葉の付け根から淡い黄色の花が垂れ下がるように咲きます。果実は1.5cm程度の小さな液果であり、熟すと鮮やかな赤色に変わることが特徴です。

アキグミ

アキグミは北海道南部から九州に広がる落葉低木で、春に橙色の小花を咲かせ、秋に赤い実を実らせます。果実は小さく丸みがあり、熟すと柔らかくなりますが、渋みが強いため、生食よりもジャムやシロップへの加工がおすすめです。

ナワシログミ

ナワシログミは中部地方以西の本州、四国、九州、中国に分布する常緑低木で、春グミの一種です。10~11月に小さな花を咲かせ、翌年5月頃には赤く熟した果実を実らせます。苗代を作る時期に果実が熟すことから、その名がつけられました。銀白色の葉の裏が特徴的です。

他にもビックリグミやトウグミ、ツルグミなどがあります。

グミの実の食べ方

グミの実はどのように食べると良いのでしょうか。ここでは3つの食べ方を取り上げます。

生で食べる

「ビックリグミ」など渋みが少ない品種については、洗ってそのまま食べるとフレッシュな味を楽しめます。皮ごと食べられるので手軽です。他のフルーツと合わせれば、色とりどりの組み合わせを楽しめます。

ジャムやシロップに

砂糖と一緒に煮詰めてジャムやシロップにすると、パンやヨーグルトのお供になります。保存もできるのでおすすめです。

お菓子の材料に

ケーキやパイ、ゼリーなどのスイーツに加えると、爽やかな酸味がアクセントになります。

グミの実で季節を感じよう

この記事ではグミの実の特徴や種類、食べ方についてご紹介しました。グミの実にはさまざまな種類があり、生食に適しているものや加工用に適しているものなどがあります。機会があればぜひ新鮮なものを味わってみてください。

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