DELISH KITCHEN

海ぶどうの栄養素とは?その働きや保存方法、レシピなどをご紹介

作成日: 2024/12/03

その名の通り、ぶどうのような見た目をした「海ぶどう」。プチプチとした食感や塩気のある味わいが特徴ですが、どのような栄養素を含んでいるのでしょうか。

この記事では海ぶどうに含まれる栄養素やその働きをはじめ、選び方や保存方法、DELISH KITCHENのレシピをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

目次

  1. 海ぶどうの主な栄養素
  2. 海ぶどうに含まれる栄養素の働き
    1. 食物繊維
    2. カルシウム
    3. カリウム
    4. マグネシウム
    5. ビタミンK
  3. 海ぶどうの選び方
  4. 海ぶどうの保存方法
  5. 海ぶどうのおすすめの食べ方
  6. 海ぶどうのレシピDELISH KITCHENの海ぶどうを使ったレシピをご紹介します。ぜひお試しください。
    1. 材料 【2人分】
    2. 手順
  7. 海ぶどうを食べてみよう!

海ぶどうの主な栄養素

海ぶどうに含まれている栄養素を確認しましょう。


可食部100g当たりの海ぶどう(生)に含まれる主な栄養素です。

食物繊維:0.8g
カルシウム:34mg
カリウム:39mg
マグネシウム:51mg
鉄:0.8mg
ビタミンK:35μg

海ぶどうに含まれる栄養素の働き

ここでは海ぶどうに含まれる主な栄養素の働きをご紹介します。

食物繊維

食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。

カルシウム

カルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルです。各種ミネラルの中で最も多く存在し、骨や歯を形成します。体重の1~2%を占め、その99%は骨及び歯に存在し、残りの約1%は血液や組織液、細胞に含まれています。

カリウム

人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。
体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。

マグネシウム

骨の形成や筋肉の収縮や神経情報の伝達などにも必要なミネラルの一種です。

鉄は人体に必要なミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在し、不足すると貧血を起こします。成人の体内に約3~5g存在し、そのうち70%は赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在します。残りの30%は肝臓や骨髄、筋肉等に貯蔵鉄として蓄えられます。

ビタミンK

ビタミンKは肝臓で血液を凝固させる因子を活性化することで血液の凝固を促進する働きがあると言われています。骨折予防や高齢者の方には意識した摂取が必要になる場合もありますが、通常の食生活ではビタミンK欠乏症は発症しないと考えられています。

海ぶどうの選び方

海ぶどうを購入する際は、新鮮なものを選びましょう。張りがあって粒の中から汁が漏れていないことなどが目安になります。また、粒がびっしりと詰まっているものであればより食感を楽しめます。

場合によっては、海ぶどうには食中毒の原因となる陽炎ビブリオが付着している可能性があります。食中毒を防ぐ観点からも海ぶどう選びは慎重にすることが重要です。

海ぶどうの保存方法

海ぶどうは温度に敏感であり、低温下ではしぼんでしまい食感が損なわれるので、必ず常温で保存しましょう。

万が一しぼんでしまった場合には、常温の水につけると食感が戻る可能性があります。ただし、新鮮な状態で美味しく食べるためにも、購入後はできるだけ早めに食べきるのがおすすめです。

また、直射日光に当たると傷んでしまうので、保管場所にも気を付けることが重要です。光に当てないと色が白くなることがありますが、食べる前に室内で数時間照明に当てるときれいな緑色に戻ります。

海ぶどうのおすすめの食べ方

そのままでもおいしいですが、和え物やサラダにも使えます。ポン酢や三杯酢をかけるほか、刺身や冷奴に添えたり、丼ぶりにしたりしても美味しく食べられます。

粒がしぼまないように、食べる直前にドレッシングやたれをかけるようにしましょう。

海ぶどうのレシピDELISH KITCHENの海ぶどうを使ったレシピをご紹介します。ぜひお試しください。

材料 【2人分】

①玉ねぎは薄切りにし、水にさらし、水気を切る。
②サーモンは薄切りにする。
③ボウルに☆を入れて混ぜる(たれ)。器に玉ねぎ、サーモン、海ぶどうの順に盛り、たれをかける。

手順

海ぶどう・・・・・・50g
サーモン・・・・・・100g
玉ねぎ・・・・・・・1/4個

☆調味料
しょうゆ・・・・・・小さじ2
オリーブオイル・・・大さじ1
塩こしょう・・・・・少々

詳しい作り方はこちら!

海ぶどうを食べてみよう!

海ぶどうには食物繊維やカルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、ビタミンKなどの栄養素が含まれています。そのまま食べても美味しいですが、和え物やサラダなどの料理に活用することもできます。

記事内で紹介した選び方や保存方法も参考に、ぜひ海ぶどうの味わいを堪能してみてください!

【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「カルシウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省 e-ヘルスネット「鉄」
厚生労働省 e-ヘルスネット「マグネシウム」
食品安全委員会「鉄」
日本人の食事摂取基準(2020年版)
日本人の食事摂取基準策定検討会報告書

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。