ミックスベジタブルって栄養あるの?メリットやレシピもご紹介します
作成日: 2024/12/17
ミックスベジタブルは、さまざまな野菜がバランスよく組み合わさった食材です。手軽に使えて便利ですが、加工される過程で栄養素が損なわれていないか心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ミックスベジタブルに含まれる栄養素とその働き、食卓に取り入れるメリット、DELISH KITCHENのレシピをご紹介します。
ミックスベジタブルの主な栄養素
まずは可食部100g当たりのミックスベジタブル(冷凍)に含まれる栄養素を確認していきましょう。
エネルギー:67kcal
炭水化物:15.1g
食物繊維:5.9g
β-カロテン:3,900μg
カリウム:220mg
葉酸:50μg
※β-カロテンの数値は、β-カロテン当量を記載しています
ミックスベジタブルに含まれる栄養素の働き
ここではミックスベジタブルに含まれる主な栄養素の働きをご紹介します。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
β-カロテン
β-カロテンは、強い抗酸化作用があることで知られています。カロテンは脂溶性であることから、油類といっしょに摂取した方が吸収されやすいため、調理方法を工夫することをおすすめします。
カリウム
人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
ミックスベジタブルを料理に取り入れるメリット
食卓にミックスベジタブルを取り入れるとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは6つに分けてご説明します。
必要な分だけ使える
ミックスベジタブルは、必要な分だけ取り出して使えるメリットがあります。冷凍保存ができるものであれば、余った野菜が傷んでしまう心配がないうえ、長期間使用が可能です。
手間が削減できる
ミックスベジタブルは、あらかじめカットや皮むきが施されているため、下ごしらえの時間を省けます。
栄養価をキープした旬の味わい
冷凍タイプのミックスベジタブルは旬の時期に収穫した野菜を冷凍しているため、新鮮さを保ちながら栄養素もしっかり残っています。季節を問わず、栄養バランスの取れた食事を手軽に準備できます。
長期保存ができる
ミックスベジタブルは、衛生的に加工されており、長期間品質を保ったまま保存が可能です。
価格が安定している
生鮮野菜は、季節や天候により価格が大きく変動しますが、ミックスベジタブルであれば安定した価格で手に入ります。
調理の効率化で省エネに役立つ
カットされていて加熱時間が短く済むため、ガスや電気の使用量を抑えられます。さらに、複数の野菜を同時に調理できるため、洗い物の手間も減らせます。
ミックスベジタブルを使ったおすすめのレシピ
DELISH KITCHENのミックスベジタブルを使ったレシピをご紹介します。ミックスベジタブルをさらに有効に活用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
優しい味わい♪ミックスベジタブルスープ
ミックスベジタブルを使ったスープレシピです。肌寒い日にホッと温まる一品をぜひお試しください。
冷凍食品でお手軽に♪ミックスベジピラフのオムライス
ミックスベジタブルとツナ缶で作るピラフを、卵で巻いてオムライスにしたレシピです。包丁を使わずに作れるので洗い物が少なくて済みます。
卵2個で作る♪ミックスベジタブルの卵焼き
ミックスベジタブルを使った可愛い見た目が特徴の卵焼きです。中にチーズを入れることで、コクを感じられます。卵の残りが少ないときやお弁当のおかずに迷っているときにぜひお試しください。
料理を彩るミックスベジタブルの魅力
ミックスベジタブルは、炒め物やスープなどに使える便利な野菜の詰め合わせです。栄養素には食物繊維やβ-カロテン、カリウムなどが含まれており、料理に取り入れることで手軽に彩りを楽しめます。
この記事でご紹介したDELISH KITCHENのレシピを参考にぜひミックスベジタブルを有効に活用してみてください!
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「カロテノイド」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省 e-ヘルスネット「緑黄色野菜」(2024/12/03)