デリッシュキッチン

かまぼこの栄養素とは?その働きやレシピもご紹介します!

作成日: 2025/03/07

弾力のある食感が特徴の「かまぼこ」。さまざまな料理に活用されますが、どのような栄養素を含むのかご存知でしょうか。

この記事では、かまぼこに含まれる栄養素やその働き、かまぼこを使ったデリッシュキッチンの厳選レシピについてご紹介します。

目次

  1. かまぼこの主な栄養素
  2. かまぼこと他の練り物の栄養素の比較
  3. かまぼこに含まれる栄養素の働き
    1. たんぱく質
    2. ビタミンD
    3. カルシウム
    4. リン
    5. マグネシウム
    6. ナトリウム
  4. かまぼこを使ったおすすめのレシピ
    1. ごま油の風味がやみつき♪かまぼこと小松菜のナムル
    2. シンプルなおいしさ♪かまぼこチャーハン
    3. 華やかな一品!イクラと大葉のかまぼこサンド
  5. かまぼこの冷凍保存方法
    1. 手順
    2. かまぼこの冷凍保存に関してよくある質問
  6. かまぼこを食卓に取り入れてみて!

かまぼこの主な栄養素

まずは、かまぼこに含まれる栄養素を確認していきましょう。ここでは、代表的な種類である、可食部100g当たりの蒸しかまぼこの栄養素についてご紹介します。

カロリー:93kcal
たんぱく質:12.0g
ビタミンD:2.0μg
カルシウム:25mg
リン:60mg
マグネシウム:14mg
鉄:0.3mg
ナトリウム:1,000mg

かまぼこと他の練り物の栄養素の比較

かまぼこと他の練り物の栄養素を比較したいという方に向けて、蒸しかまぼこと焼きちくわ、魚肉ソーセージの栄養素を表にまとめたので、ぜひご確認ください。

かまぼこに含まれる栄養素の働き

ここではかまぼこに含まれる主な栄養素の働きをご紹介します。

たんぱく質

たんぱく質は、アミノ酸の重合体であり、筋肉、臓器、皮膚、毛髪等の体構成成分やホルモン、酵素、抗体等の体調節機能成分、他にも豆、卵、肉、魚等の食品成分として存在する重要な栄養素です。

動物だけではなく植物の細胞を構成する主要成分で、生命の維持に欠かせません。人体においては、水分を除いた重量の半分以上をたんぱく質が占めています。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収促進、骨の成長促進など重要な役割のある栄養素で、健康な骨や歯を維持するために欠かせない脂溶性のビタミンのひとつです。

また、ビタミンDには免疫機能を調整する働きがあり、体内に侵入したウイルスや細菌などに対して過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進することがわかっています。

カルシウム

カルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルです。各種ミネラルの中で最も多く存在し、骨や歯を形成します。体重の1~2%を占め、その99%は骨及び歯に存在し、残りの約1%は血液や組織液、細胞に含まれています。

リン

骨や歯を形成したり、細胞膜や核酸の成分としても重要なミネラルの一種です。他にも、pHの調整や浸透圧を保つ働きもあります。

マグネシウム

骨の形成や筋肉の収縮や神経情報の伝達などにも必要なミネラルの一種です。

鉄は人体に必要なミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在し、不足すると貧血を起こします。成人の体内に約3~5g存在し、そのうち70%は赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在します。残りの30%は肝臓や骨髄、筋肉等に貯蔵鉄として蓄えられます。

ナトリウム

ナトリウムは人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをします。
ナトリウムは細胞外液の浸透圧を調節して、細胞外液量を保つなどの役割を持っており、摂りすぎるとむくみや口の渇きなどが起きます。

かまぼこを使ったおすすめのレシピ

かまぼこを活かしたデリッシュキッチンの厳選レシピをご紹介します。ぜひお試しください♪

ごま油の風味がやみつき♪かまぼこと小松菜のナムル

ごま油と塩のシンプルな味付けで、小松菜の深い味わいとかまぼこのおいしさを引き出した一品です。ごはんのお供にはもちろん、おつまみにもぴったりです。

シンプルなおいしさ♪かまぼこチャーハン

シンプルな王道のチャーハンです。赤かまぼこを使うと色味がプラスされてアクセントになります。

華やかな一品!イクラと大葉のかまぼこサンド

かまぼこに切り込みを入れて、いくらと大葉を詰めます。簡単なのに見栄えがするので、大人数が集まるホームパーティーにおすすめです。

かまぼこを使ったレシピをもっと知りたい方はこちら!

かまぼこの冷凍保存方法

料理にかまぼこを使用したけれど使いきれなくて余ってしまった、かまぼこを購入しようと思っているけれど一度に全て使い切れるか不安、という方も多いのではないでしょうか?ここでは、かまぼこの冷凍保存方法を解説するので、ぜひご参考ください。

手順

かまぼこは薄切り、または使いやすい大きさに切る。小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に平らにして入れて空気を抜きながら袋の口を閉じる。バットにのせて冷凍室で保存する。

【ポイント】
保存袋は耐冷温度を確認してください。バットにのせて冷凍することで素早く冷凍できます。

かまぼこの冷凍保存に関してよくある質問

Q 保存期間はどのくらいですか?
A 保存期間の目安は1ヶ月です。凍ったまま調理、あるいは冷蔵庫で自然解凍してからお使いください。

かまぼこの冷凍保存方法を動画で確認したい方はこちら!

かまぼこを食卓に取り入れてみて!

かまぼこの栄養素には、たんぱく質やビタミンD、カルシウムなどが含まれています。この記事でご紹介したデリッシュキッチンのレシピも参考に、ぜひかまぼこを食卓で活用してみてくださいね♪

【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カルシウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「たんぱく質」
厚生労働省 e-ヘルスネット「鉄」
厚生労働省 e-ヘルスネット「ナトリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「マグネシウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「リン」
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』「ビタミンD」
食品安全委員会「鉄」
日本人の食事摂取基準(2020年版)
日本人の食事摂取基準策定検討会報告書

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