話題の水漬けパスタ!パスタを水につけるとどうなる?
作成日: 2020/09/12
一般的な乾燥パスタに比べて茹で時間が短いと話題の「水漬けパスタ」をご存じですか。まるで生パスタのようなもちもちとした食感になるという水漬けパスタ、とても気になりますね。
こちらの記事では、パスタを水につけるとどうなるか、水漬けパスタの調理方法やメリット、また水漬けパスタを使ったおすすめのレシピもご紹介します。
パスタを水につけるとどうなる?
乾燥パスタを茹でる場合、一般的に「アルデンテ」と呼ばれる麺の中心に若干硬さが残った歯ごたえのある状態がおいしいとされています。これに対して、生パスタはもちもちとした食感がおいしいパスタです。
家庭で生パスタを食べる機会はそうありませんが、簡単にもちもちパスタを作れるのが「水漬けパスタ」なのです。乾燥パスタと生パスタの違いは麺に含まれている水分量で、高温で乾燥させる乾燥パスタは生パスタに比べて水分量が少なくなります。
そのため、乾燥パスタを水につけて水分を含ませることで、生パスタのようなもちもち食感にすることができるのです。
また、乾燥パスタは6〜9分程度茹でるものが多く見られますが、水漬けパスタにすることで茹で時間が生パスタのように短縮できるのも魅力です。
水漬けパスタの調理方法は?
水漬けパスタの作り方は、乾燥パスタを容器に入れひたひたの水を注いで数時間置いておくだけととても簡単です。
パスタの長さの容器がない場合は、パスタを半分に折って入れても良いでしょう。また、容器の代わりに密閉できる保存袋などで作ることも可能です。
麺の太さによっても異なりますが、パスタをつける時間は最低でも2時間程度とされています。
パスタを持ち上げたときに硬さが残っているようであれば、もう少し時間をおきましょう。長時間置いておく場合は、容器ごと冷蔵庫に入れるようにしてください。
つける水の量はパスタ100グラムに対して、水400ミリリットル程度を目安としましょう。水漬けしたパスタは白っぽい色に変色しますが、熱湯で茹でるとすぐに元の色に戻ります。生パスタのように、1分ほどでもちもちのパスタに茹で上がります。
茹でたパスタをすぐに使うことはもちろん、この状態で冷凍しておくことも可能です。冷凍パスタも、凍ったままの状態で熱湯で1分ほど茹でればもちもちの麺になります。
水漬けパスタのメリットは?
調理時間が短縮できる
水漬けパスタは水につけておく時間は長いですが、茹で時間が1分程度と短いので調理時間を短縮することができます。昼食にパスタを食べたいときは、パスタ麺を朝から水につけておくだけなので手間がかかりません。
ささっと調理できるので、忙しい人にもおすすめです。
災害時に役立つ
災害時には水道やガス、電気などのライフラインが断たれ、思うように調理することもままなりませんね。限られたライフラインの中で必要最低限の調理をする上でも、水漬けパスタはとても便利です。
パスタの茹で時間が短いのはもちろん、水漬けパスタを茹でずに調理する方法もあります。
詳しくは以下のレシピでもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
DELISH KITCHENの水漬けパスタのレシピ
ここでは、DELISH KITCHENのおすすめ水漬けパスタのレシピを4つご紹介します。
新感覚!?なすとベーコンの水漬けパスタ
数時間から一晩水につけたパスタはまるで生麺の食感!もちもちのパスタをトマトソースに絡めていただきましょう。ベーコンの旨味とにんにくの風味が加わり、つい手が止まらないおいしさです。
くったりとやわらかく火が通ったナスもトマトソースとの相性バッチリです。
短い加熱時間で!焼き鳥缶の和風パスタ
水漬けパスタを具材と一緒に炒めて完成する時短レシピのご紹介です。戻したパスタを茹でる必要がないので、忙しい人でもささっと作れるのが魅力ですね。市販の焼き鳥缶を使えば、旨味とコクもプラスすることができます。
めんつゆと塩こしょうで味を調えたら完成です。
ガスを使わずに作れる!ツナのトマトパスタ
ガスを使わずレンジだけで作れるお手軽パスタはいかがですか。水漬けしたパスタを茹でずに、他の材料と合わせてレンジ加熱するだけととても手軽です。麺にさっぱりとしたトマトソースがよく絡み、レンジで作ったとは思えないクオリティの高さ!
ツナや粉チーズを加えることでコクがよりアップします。
ささっと食べたいお昼ご飯にもぴったりでしょう。
炒め時間10分!コンビーフの水パスタ
具材はコンビーフと玉ねぎだけ!シンプルながらも旨味たっぷりの絶品パスタです。パスタを保存袋に入れて水につければ、冷蔵庫の中で場所も取らないのでおすすめです。
朝に水漬けパスタを作っておけば、昼食や夕食はささっと作ることができるでしょう。
家庭でももちもちパスタが簡単に作れる!
普段食べている乾燥パスタを使って、お店で食べる生パスタのようなもちもち食感が楽しめるとは驚きでしたね。水漬けパスタは、乾燥パスタを水につけておくだけと手間がかからないのが魅力です。
こちらの記事では市販の缶詰を使用したより手軽なレシピもご紹介しましたので、ぜひいろいろと作ってみてはいかがでしょうか。
家族や友人に振る舞えばきっと喜ばれるはずです。