ニッキとは?シナモンとの違いも解説!
作成日: 2021/02/11
更新日: 2024/10/23
「ニッキ」といえば、独特の甘くスパイシーな香りが特徴的な香辛料であり、八つ橋などの和菓子に使われていることでも良く知られています。
一方、特徴が良く似ていて混同されがちな香辛料に「シナモン」があります。
両者の明確な違いとは一体何なのでしょうか。
そこでこの記事では、ニッキについての基本情報と、ニッキとシナモンとの違いについて解説していきます。
ニッキについて
ニッキについての基本情報です。
ニッキとは
主に日本産のクスノキ科の常緑樹を原料として作られる香辛料で、別名ニッケともいいます。
どんなものに使われている?
主に八つ橋などの和菓子に使われています。
ニッキとシナモンの違い
ニッキとシナモンの違いを解説します。
原料や成分
どちらもクスノキ科の常緑樹が原料であり、桂皮アルデヒドという香り成分が含まれています。
ただし、ニッキは木の根から作られるのに対し、シナモンは樹皮から作られているのが大きな違いです。
香りや味
どちらも独特の甘い香りが特徴的ですが、辛味はシナモンよりもニッキのほうが強く感じます。
用途
ニッキは主に和菓子に、シナモンは洋菓子や飲み物、料理などに使われています。
ニッキとシナモンは似て異なるものだった
時に同じものだと混同されがちな「ニッキ」と「シナモン」。
どちらもクスノキ科の常緑樹から作られる香辛料であることは間違いないのですが、ニッキは木の根から、シナモンは木の幹から作られているところに違いがありました。また、香りや味の特徴も、両者は微妙に異なります。
ぜひ機会あれば、ニッキとシナモンの違いを実際に味わって感じ取ってみてはいかがでしょうか。
【関連記事】