シナモンとは?特徴や栄養、活用レシピもご紹介!
作成日: 2021/03/08
更新日: 2024/11/08
香り豊かなシナモンは、世界中で愛されるスパイスの一つです。甘い香りと独特の風味で、料理やお菓子作りに欠かせない存在となっています。この記事では、シナモンの基本情報から活用方法まで、詳しくご紹介します。シナモンの魅力を知り、日々の食生活に取り入れてみましょう。
※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
シナモンとは?
シナモンは、肉桂(ニッケイ)という常緑樹の樹皮を乾燥させて作られる世界最古のスパイスです。独特の甘い香りと温かみのある風味が特徴で、古くから世界中で利用されてきました。シナモンの原産地は主に東南アジアやアフリカなどが有名な産地として知られています。
シナモンの起源と歴史
シナモンの歴史は古く、紀元前2000年頃のエジプトにまで遡るといわれています。当時は高価なスパイスとして珍重され、神聖な儀式や防腐剤としても使用されていました。中世ヨーロッパでは、貴重な交易品として取引され、その価値は金に匹敵するほどだったといわれています。
シナモンの種類
シナモンには主にセイロンシナモンとカシアの2種類があります。
セイロンシナモン
セイロンシナモンは薄い樹皮を重ねて巻いた筒状のシナモンです。原産地はスリランカなどで、繊細で上品な甘い香り、柑橘系の香りも感じられるのが特徴です。
カシア
カシアは厚い樹皮を巻いた筒状のシナモンです。原産地は中国、ベトナムなどで、濃厚で甘い香り、やや辛味があるのが特徴です。
両者はどちらも甘い香りが特徴であり、使い方はお菓子作り、カレーのスパイス、煮込み料理などいろんな料理に活用ができます。
シナモンとシナモンスティックとの違い
粉状のシナモンとスティック状のシナモンとでどんな違いがあるのか説明します。
形状の違い
シナモンは一般的にシナモンパウダーを指しており、シナモンスティックは名前の通り、乾燥させた樹皮を筒状に巻いたスティック状です。シナモンスティックを粉砕するとシナモンパウダーになります。
用途の違い
粉末のシナモンはお菓子やパン作り、煮込み料理などの香り付けに便利です。
シナモンスティックはコーヒーや紅茶、ホットワインなどの飲み物に浸して香りをつけるのに適しています。
シナモンの栄養成分
シナモンには、ポリフェノール、カリウム、カルシウム、ビタミンA、鉄分などの栄養成分が含まれています。
特にシナモンが含むポリフェノールには抗酸化作用による細胞の老化を防ぐ効果などが期待できます。
シナモンの活用レシピ
シナモンを活用したレシピをご紹介します。
シナモンパウダー、シナモンスティックそれぞれを使ったレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ホットケーキミックスで作る!
甘い香りがたまらないシナモンロールのレシピをご紹介♪ホットケーキミックスでお手軽に作ることができます。3時のおやつやほっと一息つくティータイムにぴったりのおやつです。
お手軽に作れる♪型なしアップルパイ
冷凍パイシートを使って型なしでお手軽に!さっくさくのパイをホールで作れます♪おもてなしや手土産にもおすすめです。
もっちりサクサク!!チュロス
シナモンがいいアクセント♪食感も軽く、つい手が止まらなくなります。3時のおやつにぴったりです。お手軽で本格的なチュロスはいかがですか? ※配合と手順を見直し、より作りやすいレシピに改良させていただきました。
混ぜて切るだけ!バター&卵なしシナモンクッキー
サクサクのクッキーをバターと卵が入らないレシピで作ります! 周りのグラニュー糖がザクザク食感で美味しい。 シナモンなしでも作れます!
心も体もぽっかぽか♡チャイ
ほっと温まる♪ホットワイン
スパイスがほんのり香る寒い日におすすめの一品です♪おもてなしやパーティーに喜ばれること間違いなし!材料を揃えれば、温めるだけで簡単にできるので、キャンプなどにもおすすめです!赤ワインが一般的ですが、白ワインでもお作りいただけます。美味しいホットワインで贅沢なひと時をお楽しみください♪
※このレシピはアルコールを含んでおります。※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
シナモンの魅力を存分に楽しもう!
今回は、シナモンと混同しやすいニッキとの違いや、シナモンの活用法などについて解説し、人気のシナモンロールやシナモンを使ったお菓子のレシピを選りすぐってご紹介しました。
どれも家庭で簡単に作れるものばかりなので、ぜひご活用してみてください。
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