肉骨茶(バクテー)とはどんな料理?食べ方やレシピをご紹介
作成日: 2021/06/01
「肉骨茶」と聞いて、どのような料理を思い浮かべるでしょうか。
あまりなじみのない名前ですが、肉骨茶は「バクテー」と読みます。
この記事では、肉骨茶について解説します。肉骨茶とはどんな料理かについてや、食べ方、レシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
肉骨茶について
肉骨茶とはどのような料理なのでしょうか。
発祥の地や食べ方も合わせてみてみましょう。
肉骨茶とは
肉骨茶は「バクテー」と読み、中国語で肉骨は豚肉、茶はスープを指します。
スペアリブなどの骨付き肉を、生薬とともに煮込んだしょうゆベースのスープです。
諸説ありますが、かつて苦力(クーリー)と呼ばれた中国人の労働者が、削ぎ落としきれなかった肉のついた骨を料理に使ったことが名前の由来と言われています。
どこの国の料理か
肉骨茶は、マレーシアやシンガポールでよく食べられているローカルフードです。
発祥の地がどちらの国かについては未だ論争がありますが、それぞれの国で異なる特徴を持つ肉骨茶を楽しむことができます。
マレーシアの肉骨茶は、しょうゆが効いていて、色が濃いのが特徴です。
一方、シンガポールの肉骨茶の色は薄く、こしょうがたっぷり入っています。
肉骨茶の食べ方
白米に肉骨茶のスープをかけるのが一般的な食べ方です。
雑炊やお茶漬けになじみのある日本では、親しみやすい食べ方でしょう。
また、油条(ヨウティアオ)という揚げパンをスープにつけたり、細い中華麺であるミースアと一緒に食べることもあります。
DELISH KITCHENの肉骨茶レシピ
スパイシーなスープに、ほろほろの豚肉がたまらない肉骨茶のレシピをみてみましょう。
今回は、鍋でじっくり煮込む肉骨茶と、圧力鍋を使用するレシピをご紹介します。
同じ肉骨茶でもレシピによってスパイスや調味料の配合が異なりますので、ぜひ食べ比べてみてください。
バクテー
豚スペアリブをじっくり煮込み、柔らかく仕上げます。
豚スペアリブは、最初にゆでこぼすことで、余分な脂と臭みを取り除くことができますよ。たくさんのスパイスや香味野菜を使用した独特な風味を楽しんでください。
圧力鍋で作る肉骨茶
肉骨茶は、圧力鍋でも作ることができます。
豚スペアリブに大きめに切った玉ねぎ、干ししいたけも入って食べごたえ抜群です。干ししいたけの戻し汁も余すことなく使って旨味たっぷりに仕上げましょう。
肉骨茶を食べてみよう
肉骨茶とは、骨付きの豚肉を使ったスープです。
さまざまな生薬が入っていますが、しょうゆベースのスープなので日本の方は親しみやすい料理でしょう。
マレーシアやシンガポールのローカルフードですが、日本でも材料をそろえることができます。
ご紹介したレシピを参考に、ご家庭で肉骨茶を作って、いつもと違う食卓を楽しんでみてはいかがですか。