バジリコ・バジル・ジェノベーゼのそれぞれの違いとは?
作成日: 2021/07/22
「バジリコ」は、甘く爽やかな香りで多くの人気を集めるハーブのひとつです。
パスタやピザによく使われており、日本でも一般的な食材となっています。手軽に育てられるため、プランターなどで家庭菜園を楽しんでいる人も多いかもしれません。
ところで、バジリコと同じようによく耳にする「バジル」や「ジェノベーゼ」は、バジリコとどのように違うのでしょうか。
この記事では、バジリコ、バジル、ジェノベーゼの違いについてご紹介します。
バジリコ・バジル・ジェノベーゼについて
バジリコとバジルは違うのか
バジリコとバジルは同じものです。
それぞれの違いは、イタリア語と英語の呼び方によるものです。
イタリア語ではバジリコ(Bacillico)、英語ではバジル(Basil)と表記します。
シソ科の植物で、乾燥したものと生のものがあります。
ジェノベーゼとは
ジェノベーゼとは、バジリコ(バジル)に松の実やニンニク、チーズなどを加えてペースト状にしたソースのことです。
イタリアのジェノヴァという都市が発祥で、都市の名前から「ジェノベーゼ」という名前になりました。パスタやピザをはじめとする、イタリア料理に使われています。
ちなみに、イタリアではジェノベーゼを「ペストジェノベーゼ」と呼んでおり、ジェノベーゼソースというと、牛肉とタマネギをベースにしたソースのことを指します。
DELISH KITCHENのバジリコ(バジル)を使ったレシピ
香りのよいバジリコは、パスタやピザはもちろん、前菜やサラダ、おかずなどさまざまな料理に活用できます。
こちらの記事では、バジリコを使ったレシピをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
バジリコとバジルは同じ!ジェノベーゼはイタリア発祥のソースのこと
バジリコとバジルは同じものを指しており、違いはイタリア語と英語での呼び方によるものということが分かりました。
また、ジェノベーゼはイタリア発祥のソースのことで、日本でなじみ深いバジルソースは、本場イタリアではペストジェノベーゼと呼びます。
バジリコは、乾燥したものと生のものがあるので、用途に合わせて選びましょう。