クスクスとはどんなもの?戻し方やレシピをご紹介
作成日: 2021/08/01
「クスクス」は、日本人にとってまだ一般的な食べ物とはいえませんが、レストランや輸入食材店などでは次第に見かけるようになってきました。
ですが、世界的にはすでに広く知られている食材であり、いろいろな料理にアレンジされ、食されています。
今回は、クスクスとはどのような食べ物なのかをみていきましょう。
また、クスクスの戻し方や、クスクスを使ったレシピもご紹介しますので、調理の参考にしてください。
クスクスとは
そもそも、クスクスとはどのような食べ物で、発祥はどこの国でしょうか。
また、クスクスはどのように下準備をしたら、おいしく食べることができるのかをみていきましょう。
モロッコ発祥の料理
クスクスは、ぽろぽろとした粒状の食べ物で、一見すると粟(あわ)や稗(ひえ)のようにも見えます。
ですが、これはデュラム小麦粉を原料としたショートパスタです。
モロッコを中心とした北アフリカのマグレブ地域が発祥の地で、現在はヨーロッパやアメリカ、中南米などの全世界に広がり、多くの人たちから親しまれています。
クスクスはさまざまな食材との相性がよく、メイン料理にもサブ料理にもなります。
野菜や肉の煮込み料理をかけて食べたり、炊き込みご飯のように調理したりします。
また、スープに入れたり、サラダとして食べたり、デザートにしたりといろいろな食べ方があります。
戻し方
通常、クスクスは硬く乾燥した状態で売られているので、そのままでは食べることができません。そのため、柔らかく戻す必要があります。
戻し方はいくつかありますが、簡単に仕上がる方法をご紹介します。
耐熱ボウルにクスクスを入れて、熱湯、オリーブオイル、塩を入れてラップをします。
そのまま10分ほど蒸らしたらラップを外し、クスクスを軽くほぐしておきましょう。
お湯やオリーブオイル、塩の分量は、クスクスの箱の表記に従って入れてください。
クスクスを使ったDELISH KITCHENのレシピ
それでは、クスクスを使ったレシピをご紹介します。
えびと紫玉ねぎのクスクスサラダ
クスクスと海の幸を爽やかなレモンの香りのドレッシングと和えて、海鮮サラダを作ってみましょう。
カラフルで見栄えがよく、パーティ料理としても喜ばれます。ミント以外にもバジルや大葉なども合います。
空豆とサーモンのクスクスサラダ
空豆がおいしい季節には、空豆とサーモンでクスクスのサラダを作ってみてはいかがでしょう。
このサラダにはしょうゆ入りの和風ドレッシングがピッタリです。サーモン以外のお刺身でもぜひ試してみてください。
これからは日本でもクスクスが身近な食材に
クスクスはどのような食材ともなじみやすく、いろいろな料理にアレンジしやすいという特徴を持っています。
そのため、煮込み料理をかけてご飯のように食べたり、生野菜と和えてサラダのようにしたり、デザートに使ったりなど、幅広く使えます。
日本ではまだクスクスは一般的ではありませんが、日本人の舌にも合っています。
これからは私たちの食卓にも、もっと身近な食材として登場してくるでしょう。