ふすま粉とは?おすすめレシピもご紹介!
作成日: 2021/09/01
「ふすま粉」という言葉を聞いたことはありますか。
普段はあまり聞き慣れないものの、お菓子やパンを作る人は知っているかもしれません。ふすま粉は全粒粉とともに注目されてきている粉なのですが、どのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、ふすま粉の特徴をはじめ、全粒粉との違いや、ふすま粉を使ったおすすめレシピをご紹介します。
ふすま粉について
まずは、ふすま粉の特徴について確認してみましょう。
ふすま粉とは
ふすま粉は、小麦の表皮部分を製粉した茶色っぽい粉です。
英語でふすまのことを「ブラン」と呼ぶため、ふすま粉で作ったパンは「小麦ブランパン」と呼ばれています。
小麦ブランパンは、スーパーやコンビニで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
ふすま粉の上手な使い方
ふすま粉は小麦粉と同じような使い方ができるうえに、加熱すると香ばしい香りが楽しめるため、お菓子作りやパン作りに使われることが多い粉です。
ほかにも、ヨーグルトやアイスクリームにかけたり、ハンバーグのたねや揚げ物の衣に混ぜたりして使うこともできます。
どこで買えるのか
スーパーでふすま粉を取り扱っているところは少ないようですが、製菓材料の専門店あれば販売されています。
また、近所に専門店がない場合は、インターネットショップであれば確実に購入できるので探してみましょう。
ふすま粉と全粒粉の違い
ふすま粉も全粒粉も茶色っぽい粉なので混同しがちですが、2つは使用している小麦の部位が違います。
そもそも、小麦には「胚乳」「胚芽」「表皮」という部位があり、ふすま粉に使われているのは一番外側の表皮のみです。
一方、全粒粉は小麦を丸ごと使っています。
胚乳にはグルテンが含まれており、胚乳も使っている全粒粉にはグルテンも含まれています。
ふすま粉にはグルテンは含まれていないため、グルテンが含まれているかどうかも2つの違いです。
ちなみに、小麦粉は胚乳のみが使われています。
ふすま粉を使ったDELISH KITCHENのレシピ
ふすま粉を使ったパンのレシピをご紹介します。
ふすま粉だけでパンを作ると膨らまないため、お家でふすま粉のパンを作るなら強力粉やドライイーストと一緒に使いましょう。
レーズン入りふすまパン
こちらのレシピは、素朴な味わいに仕上がるふすま粉のパンにレーズンをプラスして、ふすま粉独特の風味をやわらげつつ甘いパンにしてみました。
ふすま粉のパンに興味がある人や、たまにはいつもと違ったパンに挑戦したい場合は、ぜひお試しください。
ふすま粉は小麦の表皮だった!
ふすま粉は、小麦の表皮から作られている粉ということが分かりました。
見た目が似ている全粒粉や、通常の小麦粉とは使用している小麦の部位が異なります。
ふすま粉はお菓子作りやパン作りのほか、ヨーグルトにかけたり揚げ物の衣に混ぜたりとさまざまな使い方ができる粉です。
お菓子やパンに使うと素朴な味わいを楽しめるので、製菓材料の専門店やインターネットショップでチェックしてみてください。