ブロッコリースプラウトのおすすめの食べ方を紹介!
作成日: 2020/04/24
更新日: 2020/05/04
カイワレ大根やアルファルファなど、栄養価が高いことで注目を集めているスプラウト。そんなスプラウトの一つである「ブロッコリースプラウト」をご存じですか。見た目は他のスプラウトとそれほど変わりませんが、含まれている栄養成分が大きく異なります。こちらの記事では、ブロッコリースプラウトの特徴や食べ方などについてご紹介します。
ブロッコリースプラウトの特徴とは?
「スプラウト」は英語で「植物の新芽」のことを指します。ブロッコリースプラウトとは、その名の通りブロッコリーの新芽のことです。ブロッコリーは栄養価が高いことで知られていますが、中でも「スルフォラファン 」と呼ばれる成分が注目を集めています。スルフォラファンには天然の化学成分であるファイトケミカルが豊富に含まれていて、ファイトケミカルは炭水化物やタンパク質などに続く第7の栄養素とも考えられています。しかも、ブロッコリースプラウトからは、成長したブロッコリーの実に約7〜20倍ものスルフォラファンが摂取できるのです。
また、他にもβカロテンやビタミンC、葉酸、カルシウム、食物繊維なども豊富に含んでいるので、ぜひ日々の食卓に取り入れたいものです。スプラウトは一般の野菜と異なり、種や根っこに凝縮された栄養と成長した野菜の栄養をあわせ持っているのが最大の特徴でしょう。特に、ブロッコリースプラウトはカイワレ大根のような辛味がないので、子どもでも食べやすい野菜です。ブロッコリースプラウトを購入する際には、葉や軸がしっかりとしていてみずみずしいもの、葉の色が濃いもの、軸の長さが揃っているもの、底のスポンジが乾いていないものなどを選ぶようにしましょう。
ブロッコリースプラウトのおすすめの食べ方
ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンを生成するためには酵素の力が必要ですが、酵素は熱によって失われやすい性質があります。しかし、ブロッコリースプラウトは生のまま食べることができるため、栄養を余すところなく摂取できるのも魅力です。そのため、加熱しないサラダなどに加えて食べることをおすすめします。また、野菜の細胞を壊すことでスルフォラファンの吸収率が高まるともいわれています。調理の段階で細かく刻んだり、ミキサーにかけてスムージーやジュースにしたりすると良いでしょう。
ただし、スルフォラファンには揮発しやすい性質があるため、調理したらすぐに食べることがおすすめです。サンドイッチや手巻き寿司の具、うどんやパスタなどのトッピングにとさまざまな使い方ができます。スプラウトを調理する前には、スポンジがついたままの状態で逆さにし、ボウルに溜めた水の中で洗うのが簡単でおすすめです。軸と種の境目を包丁でカットし、さらに軸の部分を軽くゆすり洗いして使用しましょう。
ブロッコリースプラウトを使ったDELISH KITCHENレシピ
手軽に食べられるブロッコリースプラウトを食卓に
生のまま食べられるブロッコリースプラウトは、忙しい人でも食卓に取り入れやすい野菜です。カットしてサラダに加えるだけで彩りが良くなり、栄養も摂れるのでおすすめです。また、油との相性も良いため、サラダにドレッシングやマヨネーズなどをかけて食べるのも良いでしょう。スーパーなどで購入できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。