グリューワインとは?お家で楽しめるレシピもご紹介
作成日: 2021/11/28
更新日: 2024/09/04
グリューワインという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ワインが好きな方は飲んだことがあるかもしれませんが、名前からワインということは分かっても、どのような飲み物なのか想像できないかもしれません。
今回はグリューワインについて発祥や特徴、ご家庭でも楽しめるグリューワインのレシピなどをご紹介します。
※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
グリューワインとは
グリューワインはドイツ発祥のホットワインのことで、ワインにスパイスやフルーツなどを入れて一緒に温めたものです。
ホットワインとは和製英語で、英語では「モルドワイン(mulld waine)」といい、ドイツ語では「燃える」「熱を帯びる」という意味を持つ「グリュー」という言葉を使い「グリューワイン」といいます。
ヨーロッパでは、クリスマス前の4週間に開催されるクリスマスマーケットの定番の飲み物で、寒い季節にいただくドリンクとして親しまれています。
また、「キンダープンシュ」というアルコールフリーの飲み物もあり、アルコールが摂取できない方や子供たちが、グリューワインの代わりに楽しめるように作られました。
キンダープンシュは、ぶどうジュースなどのノンアルコールドリンクに、グリューワインでも使用するスパイスやフルーツなどを加えて作ります。
グリューワインに適したワイン
グリューワインを作るときに使うワインについてご紹介します。
赤ワイン
ドイツでグリューワインを作る際は、基本的に赤ワインを使用します。どんな赤ワインでもよいですが、渋みが少なく甘口の赤ワインだと、よりおいしくいただけます。
また、あらかじめスパイスや甘味が加えられたグリューワインも市販で手に入れることができるので、手軽に飲みたい方にはおすすめです。
白ワイン
白ワインでいただくグリューワインは定番ではありませんが、赤ワインのものとは違うおいしさを堪能できます。
白ワインで作ると、あっさりとした爽やかな味わいのグリューワインに仕上がります。赤ワインに比べると渋みが少ないため、赤ワインが苦手な方にもおすすめです。
白ワインで作る際は、果物をたくさん入れてさっぱりとした味わいにしてもおいしくいただけますよ。渋みを押さえたい場合は、はちみつや柑橘系のフルーツを入れると飲みやすくなります。白ワインなら、しょうがを入れたアレンジもおすすめです。
DELISH KITCHENのグリューワインのレシピ
グリューワインをご家庭で簡単に作ってみませんか。寒い季節におすすめのレシピをご紹介します。
グリューワイン
赤ワインに、りんごやオレンジなどの果物と、クローブやシナモンスティックなどのスパイスを合わせます。ワインは火にかけるので、アルコールが飛びすぎないように注意しましょう。スパイスの香りで風味豊かなグリューワインに仕上がります。
DELISH KITCHENのグリューワインのおともにおすすめのレシピ
グリューワインと一緒にいただくのにぴったりな、おすすめレシピをご紹介します。
シュトーレン(シュトレン)
シュトーレンは、ドイツのクリスマスでは定番の菓子パンです。ドライフルーツとナッツがたっぷりと入った贅沢な一品で、薄くスライスして食べるのが特徴です。ぜひグリューワインと合わせて食べてみてください。
グリューワインはドイツ発祥のホットワイン
グリューワインとはドイツが発祥のホットワインのことで、おもにヨーロッパでクリスマス前に開かれるクリスマスマーケットや、寒い季節にいただく飲み物として親しまれています。
フルーツやスパイスを使用して作るので、お好みの組み合わせで楽しむことができますよ。また、赤ワインで作るのが定番ですが、白ワインでもおいしく味わえます。ご家庭でも簡単に作ることができるので、寒い季節にいかがでしょうか。