やげん軟骨とは?カロリーや簡単レシピをご紹介
作成日: 2021/12/02
コリコリとした食感が楽しめるやげん軟骨は、焼鳥で食べる機会も多いですね。独特の歯ごたえでおつまみとしてはもちろん、おかずにもぴったりです。そんなやげん軟骨とは、どのような食材なのでしょうか。
この記事では、やげん軟骨についてやカロリー、含まれている栄養、ご家庭でも楽しめるレシピをご紹介します。
やげん軟骨について
やげん軟骨とは、どのような食材なのでしょうか。
やげん軟骨とは
やげん軟骨は鶏の胸骨の先端部分にあり、1羽からひとつ(約30g)しか取れない希少な部位です。脂が少なく、ひざ軟骨に比べて柔らかい食感が特徴です。
やげん軟骨という名前の由来は、漢方薬をすり潰す「薬研」に似ていることから名付けられました。
やげん軟骨のカロリー・栄養
生のやげん軟骨、100gあたりのカロリーと栄養をみていきましょう。
・カロリー…54kcal
・たんぱく質…12.5g
・糖質…0.4g
・脂質…0.4g
・カルシウム…47mg
・ナトリウム…390mg
・ビタミンK…5μg
・ナイアシン…3.6mg
・パントテン酸…0.64mg
※ナイアシンの数値は、ナイアシン当量を記載しています
やげん軟骨を使ったDELISH KITCHENのレシピ
やげん軟骨の食感を楽しめるレシピをご紹介します。ご家庭でも手軽に作れますよ。
やげん軟骨揚げ
コリコリの食感がやみつきになる、やげん軟骨のから揚げのレシピです。下味をしっかりつけて揚げるのでおつまみにもぴったりですよ。お好みで仕上げに黒こしょうをふるのもおすすめです。
梅水晶
本来はサメの軟骨で作る梅水晶を、手に入りやすい鶏のやげん軟骨で作ってみましょう。やげん軟骨のコリコリとした食感に、梅のさっぱりとした味わいがくせになる一品です。
やげん軟骨の塩にんにく焼き
にんにくの香りが食欲をそそり、ご飯のおかずにもなる一品です。味付けはシンプルに、酒、塩こしょうのみで仕上げます。レモンを添えて味の変化を楽しみましょう。
やげん軟骨を使った料理を作ってみよう
やげん軟骨は1羽からひとつしか取ることのできない、希少な部位だということが分かりました。ひざ軟骨に比べて柔らかく、コリコリとした食感が楽しめます。
焼鳥などで食べることが多いですが、ご家庭でも簡単に調理することができますよ。ご紹介したレシピを参考に、やげん軟骨の料理にチャレンジしてはいかがでしょうか。
【出典】
日本食品標準成分表 2020年版(八訂)