DELISH KITCHEN

四角豆(うりずん豆)とは?下ごしらえの方法やレシピをご紹介

作成日: 2021/12/14

更新日: 2022/07/20

鮮やかな緑色で見た目が特徴的な、四角豆という食材をご存じでしょうか。スーパーなどでもあまり見かけることがないため、初めて聞く名前かもしれません。また手に入った場合でも、どのように調理したらよいのか分からないこともあるでしょう。

この記事では、四角豆について特徴や下処理方法、四角豆を使ったレシピなどをご紹介します。

目次

  1. 四角豆について
    1. 四角豆とは
    2. 四角豆の名前の由来
    3. 四角豆の旬・産地
    4. 四角豆の特徴
  2. 四角豆の保存方法
    1. 常温保存
    2. 冷凍保存
  3. 四角豆の下ごしらえ
  4. 四角豆を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 四角豆の塩昆布和え
    2. 四角豆の天ぷら
  5. 四角豆は熱帯アジアが原産の見た目が特徴的な野菜

四角豆について

四角豆について詳しくご紹介します。

四角豆とは

四角豆は「シカクマメ」と呼び、マメ科シカクマメ属の草木になる実鞘です。熱帯アジアが原産の野菜で、実の断面で見るとひだのついた四角形をしているのが特徴です。
沖縄県では「うりずん豆」や「ウリズン」とも呼ばれています。

四角豆の名前の由来

四角豆という名前の由来は、実の断面が四角い形をしていることから名づけられたとされています。

また「うりずん」という呼び名は、沖縄県の方言が関係しています。旧暦の2〜3月である春分から梅雨入り前までを指す「潤い初め(うるおいぞめ)」から呼び名がついたといわれています。

四角豆の旬・産地

日本では沖縄県を中心に栽培されています。露地栽培の場合は夏に大きく成長し、早いもので7月中旬頃から出荷され、11月頃まで楽しむことができます。
9月から10月にかけて収穫量が増えるため、その時期に食べ頃である旬を迎えます。

四角豆の特徴

四角豆の見た目は四方にヒダがついていて、断面は羽のようにも見えるのが特徴です。
少し苦味を感じますがくせがなく、さっぱりとした味わいです。食感はシャキシャキとしていて歯ごたえを楽しむことができます。
おいしく食べられる四角豆は10~15cmほどの大きさのもので、食感が固いものは成長しすぎている証拠です。

四角豆の保存方法

四角豆の保存方法をご紹介します。

常温保存

四角豆を保存する際は、冷蔵庫ではなく冷暗所で保存するようにします。温暖な地域で採れる野菜であるため、冷蔵庫に入れると低温障害を起こし傷みが早くなってしまいます。

通気性のある袋や新聞紙などに包んでから保存しましょう。保存期間の目安は1週間ほどですが、なるべく早く食べるようにしてください。

冷凍保存

四角豆を冷凍保存する場合は、1〜2分ほどゆでてから冷凍用保存袋に入れて冷凍します。冷凍した四角豆を調理する際、炒め物やスープなどの汁物には凍ったまま使うことができます。

四角豆の下ごしらえ

四角豆は簡単に下処理することができます。塩を加えたお湯で1分ほどゆでてから、水にさらして水気を切ります。そのあとへたを切り落として、お好みの長さに切って使用しましょう。

四角豆を使ったDELISH KITCHENのレシピ

四角豆を使ったおすすめのレシピをご紹介します。

四角豆の塩昆布和え

四角豆と塩昆布を使って、簡単に作れる和え物のレシピです。ごま油の風味がアクセントになっています。お好みでマヨネーズやしょうゆなどを加えて、こってりした味わいに仕上げるのもおすすめです。

四角豆の天ぷら

四角豆は天ぷらにしていただくこともできます。四角豆のシャキシャキとした食感とサクサクの衣が楽しめますよ。少量の塩をつけて味わうのがおすすめの食べ方です。

四角豆は熱帯アジアが原産の見た目が特徴的な野菜

四角豆は、実の断面から見ると四方にヒダがあるのが大きな特徴です。熱帯アジアが原産の温暖な地域で栽培されている野菜で、日本では沖縄県を中心に栽培されています。沖縄の方言では、うりずんとも呼ばれています。

スーパーなどにはあまり並ぶことがないかもしれませんが、下ごしらえも簡単にできていろいろな食べ方で楽しめますよ。見かけたら、ぜひ手に取ってはいかがでしょうか。

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