らっきょう酢とは?おすすめ料理もご紹介!
作成日: 2020/05/04
5〜6月のらっきょうが出回る頃に、らっきょう漬けを作るという人は多いでしょう。らっきょう漬けを作る際に必要となるのが「らっきょう酢」です。
こちらの記事では、らっきょう酢の特徴やらっきょう酢を使ったおすすめの料理などをご紹介します。
らっきょう酢とは?
らっきょう酢とは、らっきょうを漬けるときに使用する合わせ酢のことです。らっきょう酢とはいわゆる甘酢のことを指し、主な成分は酢や砂糖、塩などとなります。らっきょう漬けの作り方は、下処理をしたらっきょうをらっきょう酢に漬けるだけととても簡単です。
スーパーなどでも手に入るらっきょう酢ですが、家庭でも簡単に作ることができます。
酢や砂糖、塩、はちみつ(お好み)、水などを合わせて中火にかけ、沸騰しない程度の火加減で2〜3分ほど加熱したら完成です。市販されているらっきょう酢の賞味期限は、開封前のもので1〜2年程度のものが多く見られます。酢は比較的日持ちがしますが、開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。
らっきょう酢を使うおすすめ料理とは?
らっきょう酢はらっきょうを漬けるだけでなく、さまざまな料理に使うことができます。らっきょう酢は酢や砂糖、塩などからできているので、甘酢として手軽に使ってみましょう。
たとえば、マリネを作るときのマリネ液としてそのまま活用できます。マリネとは、調味料を合わせたマリネ液に食材を漬ける調理法のことです。食材に味をしみこませる、食材をやわらかくするなどの下ごしらえにはもちろん、漬けたものをそのまま食べることもできます。マリネ液は基本的に酢や塩、砂糖、オリーブオイルなどで作られるので、らっきょう酢で代用することも十分に可能です。食べやすく切った野菜をらっきょう酢に漬け、最後にオリーブオイルを回しかけてしばらく置いたら野菜のマリネができあがります。
また、野菜だけでなく、サーモンのマリネや油で揚げたアジをらっきょう酢に漬ける南蛮漬け風のマリネなどもおすすめです。地域によっては、青魚をらっきょう酢で煮る料理もあります。
らっきょう酢に野菜を漬けるだけの即席漬物なども箸休めに良いでしょう。大根や人参、きゅうり、みょうがなど、お好みの野菜で作ってみてはいかがでしょうか。季節ごとの旬の野菜を使った、浅漬け感覚のさっぱりとした漬物をどうぞお楽しみください。
すし酢がないという場合は、らっきょう酢をすし酢の代わりに使ってみましょう。炊きたてのご飯にらっきょう酢を混ぜ合わせるだけで、簡単に酢飯を作ることができます。わざわざ調味料を合わせてすし酢を一から作る必要がないので、とても手軽で便利です。
他にも、炒め物の最後に回しかけたり、煮物の隠し味に使用したりと、毎日の料理で活躍してくれることまちがいありません。料理に酢の酸味が加わると味を引き締めてくれる働きもあるので、味付けが決まりやすいというメリットもあります。
らっきょう酢を使ったDELISH KITCHENのレシピ
らっきょう酢を気軽に料理に活用しよう!
らっきょうをおいしく作るために欠かせないらっきょう酢。実は、他のいろいろな料理にも活用できることがわかりました。即席の漬物や酢飯、煮物など、気軽に使ってみてはいかがでしょうか。らっきょう酢は甘味が効いているので、量はお好みで調整してみてください。