稚鮎とは?旬の時期や甘露煮などのレシピもご紹介
作成日: 2022/02/26
甘く煮付けたり揚げ物にしたりしておいしくいただける稚鮎。見たことがない方や、どのような魚なのか知らない場合も多いのではないでしょうか。
この記事では、稚鮎について解説するとともに、ご家庭でも楽しめるレシピをご紹介します。
稚鮎について
まずは稚鮎についてご紹介します。
稚鮎とは
稚鮎は、鮎が成魚になる前の小さい鮎のことを指し、「ちあゆ」という読み方をします。うろこがつく前は「シラスアユ」と呼び、滋賀県では「氷魚(ヒウオ)」とも呼ばれています。
見た目は全体的に銀白色をしており、背中が黒っぽいのが特徴です。また、稚鮎には鮎に見られる黄色い斑紋はありません。市場に出回っている稚鮎は、4~8cm程度のものが多くなっています。
稚鮎の骨はとてもやわらかく、鮮度のよいものであれば内臓を取るなどの下ごしらえをせずに、丸ごと食べることができます。小さくても鮎の独特の香りを感じることができます。
稚鮎の旬・産地
稚鮎の旬の時期は5〜6月で、おもな産地は滋賀県、和歌山県などがあげられます。
DELISH KITCHENの稚鮎を使ったレシピ
稚鮎を使った簡単に作れるレシピをご紹介します。
稚鮎の甘露煮
稚鮎を丸ごと使った甘露煮です。じっくりと煮ることで味がしっかりと染み込み、ご飯にはもちろん、お酒のお供としてもおいしくいただけます。優しく扱うことで傷がつきにくく、見た目もきれいな一品に仕上がります。
アユの山椒揚げ
稚鮎の苦味と山椒の味わいがよく合う一品です。カリカリとした衣の食感はやみつきになります。フライパンを使って少なめの油で手軽に作れますよ。お酒のあてとしてもぴったりです。ぜひ、揚げたてを味わいましょう。
稚鮎は鮎が成魚になる前の小さな鮎のこと
稚鮎は、鮎が成魚になる前の4~8cmほどの小さな魚のことです。見た目は鮎と違って黄色い斑紋はなく、銀白色で背中が黒っぽいのが特徴です。稚鮎であっても鮎の独特の香りを楽しめますよ。
骨がとてもやわらかいので、新鮮なものであれば内臓も処理せずに丸ごと食べることができます。小さいサイズを活かして、甘露煮や揚げ物にしていただくのがおすすめです。稚鮎が手に入ったら、ぜひご紹介したレシピを参考に味わってみましょう。