アペリティフの意味やアペロとは?カクテル・おつまみレシピもご紹介
作成日: 2022/03/19
更新日: 2024/09/04
なんともおしゃれな響きのアペリティフですが、どのような意味なのかご存じでしょうか。また、似たような名称でアペタイザーという言葉も耳にすることがあります。
今回はアペリティフについて、その意味やアペタイザーとの違い、レシピなどをご紹介します。
※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
アペリティフとは
アペリティフはフランス語で「食前酒」という意味で、略して「アペロ」とも呼ばれます。アペリティフを食事の前に飲むメリットは、食欲増進や会話するときにリラックスできるという点です。
そのため、フランスでは夕食の前の時間を「アペリティフタイム」として、お酒やおつまみが楽しまれています。アペリティフタイムでは、おもにスパークリングワインやシャンパン、カクテルなどが飲まれます。
また、フランスの食品振興会が6月の第一木曜日を「アペリティフの日」と制定したため、世界各国でイベントが開催されるようになりました。ちなみに、食後酒はフランス語で「ディジェスティフ」といいます。
アペリティフとアペタイザーの違い
アペリティフがフランス語で食前酒であるのに対して、アペタイザーは英語で「前菜」という意味です。似たような響きの言葉ではありますが、ふたつは国も意味も全く違います。ちなみに、フランス語では前菜を「オードブル」と呼びます。
アペタイザーについては、こちらで詳しく解説しています。
アペリティフの種類とDELISH KITCHENのレシピ
アペリティフとして、おもにスパークリングワインやシャンパン、カクテルなどが飲まれています。また、ロゼワインもアペリティフとして親しまれるようになってきました。
【カクテル】
アペリティフにおすすめの、簡単に作れるカクテルです。
キール
キールはカシスリキュールと白ワインで作るカクテルです。どちらのお酒もさっぱりとしているので食事前にぴったりですよ。特にさわやかな酸味のある辛口ワインを使うのがおすすめです。
キールロワイヤル
カシスリキュールとシャンパンを合わせると、キールロワイヤルになります。シャンパンの泡が食欲を刺激します。氷を入れないで作るので、しっかり冷やしたお酒を使いましょう。
ミモザ
シャンパンとオレンジジュースを合わせると、ミモザというカクテルになります。シャンパンの泡とすっきりとした味わいで、後にいただく食事をより楽しめるでしょう。
マティーニ
マティーニはジンとベルモットを合わせたカクテルで、グリーンオリーブが入っているのが特徴です。すっきりとした味わいで食前にぴったりですが、アルコール度数が高いので飲みすぎないようにしましょう。
カンパリソーダ
カンパリを炭酸水で割るとカンパリソーダになります。カンパリはさまざまなスパイスやハーブが入ったリキュールです。スパイスとハーブには食欲を増進させる作用があるので、食前酒におすすめです。
【スパークリングワイン】
スパークリングワインはアペリティフにおすすめのお酒です。お酒に含まれる炭酸が胃腸を刺激して食欲を増進させるので、食事前にぴったりです。後でいただく食事を楽しむために、甘すぎずさっぱりとした風味のスパークリングワインを選びましょう。
【ロゼワイン】
ロゼワインは軽すぎず重すぎない味わいのため、食事を楽しめる程度にお酒をたしなむのにおすすめです。くせが少ない種類が多く、あらゆるおつまみと相性がよいことからアペリティフにぴったりです。華やかな色なので、おしゃれな雰囲気を演出したいときに選んでみましょう。
DELISH KITCHENのアペリティフに合うおつまみレシピ
アペリティフに合うおつまみのレシピをご紹介します。
3種の前菜サラダ
手に入りやすい食材で作れる3種の前菜サラダです。味のバリエーションがあって、どんなお酒にもよく合いますよ。キャロットラペは冷蔵庫でしっかり冷やすので、早めに作っておくのがおすすめです。
オリーブとクリームチーズのカナッペ
オリーブやクリームチーズをクラッカーにのせるだけで簡単に作れる、一口サイズのおつまみです。クリームチーズにツナを混ぜると、旨味と塩気が加わってお酒が進む味わいになります。
食前酒を意味するアペリティフを楽しもう
アペリティフとは、フランス語で食前酒という意味です。略してアペロとも呼ばれ、食欲増進や会話するときにリラックスできるというメリットがあります。
シャンパンやカクテル、ロゼワインなどを食事の前に用意すると、おしゃれな雰囲気を演出できますよ。おつまみも用意して、アペリティフタイムを楽しんでみましょう。