桜島大根とは?選び方や保存方法、レシピをご紹介
作成日: 2022/05/19
大根は一般的に流通している青首大根の他にもさまざまな種類がありますが、桜島で栽培されている桜島大根はご存じですか。お店などで見る機会が少ないので、知らない方も多いかもしれません。桜島大根はどのような大根なのでしょうか。
この記事では、桜島大根の特徴や選び方、保存方法、おすすめのレシピをご紹介します。
桜島大根とは
桜島大根は、200年以上の歴史がある鹿児島の伝統野菜です。一般的な大根とは形が異なり、かぶのような形をしています。1本の重さが平均10キログラムほどと大きく、世界一の重さ31.1キログラム(胴回り119センチ)をもつ大根としてギネスブックにも認定されています。
煮込んだ桜島大根は、味の染み込みが早く甘みがあります。柔らかいのに煮崩れしにくいのが特徴です。辛みがないので、サラダなど生のまま食べるのもおすすめです。漬物や切り干し大根などにも加工されています。
鹿児島の桜島周辺で栽培されており、1月中旬〜2月上旬に旬を迎えます。
美味しい桜島大根の選び方
ふっくらとした丸みがあり、表面がなめらかで傷が少ないものを選びましょう。葉付きの場合は葉にみずみずしさが感じられるか、変色していないかを確認してください。
桜島大根の保存方法
新聞紙に包んで冷暗所で保存します。葉付きのものは葉を切り分けましょう。葉はすぐにしおれてしまうので早めに茹でてください。カットした桜島大根は、ラップでぴったりと包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
桜島大根を使ったDELISH KITCHENのレシピ
桜島大根の特徴を活かしたレシピをご紹介します。
桜島大根のさっぱり漬け
薄切りにした桜島大根を調味液に漬けておくだけ。簡単にできるさっぱり漬けです。刻み昆布の旨味が桜島大根の甘さを引き立てます。唐辛子の辛さがアクセントになり、箸が止まらなくなるおいしさです。
桜島大根と手羽元のうま煮
桜島大根は煮崩れしにくいので煮物にするのがおすすめです。桜島大根に煮汁がしっかり染み込んだうま煮です。手羽元は煮る前に焼いて旨味を閉じ込めます。ご飯のおかずにぴったりの一品です。
桜島大根は鹿児島の伝統野菜
桜島大根は鹿児島の伝統野菜で、かぶのような形をしており平均10キログラムと大きいのが特徴です。辛みがなく甘みがあるので、サラダや漬物、煮物などさまざまな食べ方のできる野菜です。
お店で見かけることは少ないですが、手に入ったときには桜島大根の特徴を活かしたレシピを作ってみてはいかがでしょうか。