DELISH KITCHEN

いちじくは皮ごと食べられる?食べ方やレシピもご紹介!

作成日: 2022/09/20

いちじくは皮を剥いて食べることが多いかもしれません。しかし、いちじくは皮ごと食べても美味しい果物です。

こちらの記事では皮ごと食べられるいちじくの種類や、皮ごと食べる方法をご紹介します。

目次

  1. 皮ごと食べられるいちじくとは
  2. いちじくの赤色に含まれるアントシアニン
  3. いちじくの白い液に含まれるフィシン
  4. いちじくが熟した目安
  5. いちじくを皮ごと使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. イチジクのチーズクリームのせ
    2. いちじくと生ハムのブルスケッタ
    3. いちじくのワインコンポート
    4. 焼きイチジクりんご
  6. 皮がやわらかい、いちじくは皮ごとおいしく食べられる!

皮ごと食べられるいちじくとは

いちじくは、意外と種類の多い果物です。一般的に以下のような特徴があります。

・日本いちじくとも呼ばれる「蓬莱柿(ほうらいし)」などは、皮が厚い
・西洋いちじくは皮が薄くてやわらかい

皮が薄くてやわらかいいちじくが流通しているヨーロッパでは生のいちじくを皮ごと食べることが多いです。日本でも品種改良をして皮ごと食べられるようないちじくが生まれています。

例えば皮ごと食べられる日本産のいちじくに「キング」「とよみつひめ」などがあります。
キングはさっぱりとした甘さのある青いちじくで、とよみつひめは甘さに特徴がある福岡県のブランドのいちじくです。

完熟したいちじくなら、皮もよりやわらかくなっているので、丸ごと食べられます。また、皮ごといちじくを食べたいときは、ドライいちじくもおすすめです。皮ごと乾燥しており、美味しく食べられます。

いちじくの赤色に含まれるアントシアニン

熟したいちじくは赤褐色になり、この赤い色にはアントシアニンが含まれています。

アントシアニンはポリフェノールの一種です。美しい赤みを出す天然色でぶどうや赤しそなどにも含まれます。ポリフェノールは活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える抗酸化物質としても知られています。

いちじくの白い液に含まれるフィシン

いちじくを切ると、白い乳液が出てきます。これにはフィシンというたんぱく質を分解する酵素が含まれており、肉料理などと合わせると肉のたんぱく質の分解を進めます。

フィシンは人によってはかゆみなどを感じる酵素です。口の中や周り、喉の奥がムズがゆくなったり、腫れたりするかもしれません。

パイナップルに含まれるプロメライン、キウイに含まれるアクチニジンも同様にかゆみなどの症状が出る可能性があります。いちじくも同じように症状が出るかもしれないので、少し注意が必要です。

いちじくが熟した目安

いちじくが熟した目安は香りや見た目で判断できます。

・香り
甘い香りが漂っているもの

・見た目
お尻の部分が割れかけているもの
もしくは少し割れているもの

いちじくを皮ごと使ったDELISH KITCHENのレシピ

完熟した皮のやわらかいいちじくなら、皮ごと食べるのもおすすめです。いちじくを皮ごと使ったレシピを紹介します。

いちじくの皮には細い毛があります。気になる方は塩をまぶして、こすって水洗いしましょう。表面のざらつきのある毛などを取り除けます。

イチジクのチーズクリームのせ

生のいちじくを皮ごと丸ごと使って作るレシピです。いちじくにクリームチーズをのせて簡単に作れます。少し花びらが開いたつぼみのような見た目はおもてなしにもピッタリです。ナッツやハーブなど、トッピングを変えてオリジナルのレシピも楽しめます。

いちじくと生ハムのブルスケッタ

簡単なのに、見た目がおしゃれな一品なので自宅でお店気分を味わえます。いちじくと生ハムの相性が良く、おかずとしてだけでなく、ワインなどのお酒のおともにもおすすめです。

いちじくのワインコンポート

ワインを使った、いちじくのコンポートのレシピです。いちじくの皮は煮ることでやわらかくなるので、よく洗って、皮ごと使ってみましょう。味が染み込んだいちじくに、ヨーグルトの酸味が合います。

焼きイチジクりんご

トースターで簡単につくれるレシピです。りんごといちじくに、ラムレーズンやシナモンの風味がマッチします。バニラアイスを添えて、焼きいちじくりんごと絡めながら食べるのもおすすめです。焼いて食べる場合にも皮ごと使うと形が崩れにくいです。

いちじくの旬や栄養素について、詳しくはこちらのページをご覧ください。デザートのレシピだけでなく、サラダや主菜のレシピも紹介しています。

皮がやわらかい、いちじくは皮ごとおいしく食べられる!

皮がやわらかく、熟しているいちじくは皮ごとおいしく食べられます。皮を剥いて食べるのが主流だった日本のいちじくも、品種改良により皮ごと食べられる品種が誕生しています。

そのまま食べるだけでなく、お菓子や料理にアレンジできるので、おすすめのレシピに挑戦してみましょう。

【参照】
厚生労働省e-ヘルスネット『抗酸化物質』(2022/09/20)

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