
琥珀糖ってどんなお菓子?簡単な作り方もご紹介
作成日: 2022/09/30
更新日: 2025/05/27
宝石のようにカラフルで、キラキラと輝くお菓子である琥珀糖はご存知ですか。その美しい見た目から、SNSでも話題となっています。しかし、琥珀糖がどのようなお菓子なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、琥珀糖がどのようなお菓子なのか、味や食感など詳しくご紹介します。あわせて琥珀糖のレシピもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
琥珀糖について
琥珀糖とは?
琥珀糖とは寒天に砂糖と色素を加え、乾燥させて固めた和菓子のことです。
さまざまな形と色を楽しめます。その見た目の美しさから、食べる宝石とも言われています。お茶の席では「こはく」「干錦玉」などと呼ばれることもあるお菓子です。
SNSで話題になっていることから、最近生まれたお菓子だと思われがちですが、琥珀糖は江戸時代に生まれたといわれるほど歴史ある伝統的な和菓子です。
琥珀糖の由来
琥珀糖の名前は、宝石のような美しい見た目から名付けられたといわれています。その透明感や輝きが、古来より装飾品として親しまれてきた琥珀を思わせることから、「琥珀糖」と呼ばれるようになったそうです。
さらに、「瑠璃糖(るりとう)」という別名でも親しまれており、これもまた光沢や色合いの美しさを表す言葉とされています。見た目の美しさと上品な甘さが調和したこの和菓子は、見ても食べても楽しめる魅力が詰まっています。名前にもその魅力が込められているのです。
琥珀糖の味や食感は?
琥珀糖はシンプルな材料から作られるため、砂糖の甘さをダイレクトに感じられるシンプルな味わいが特徴です。
原材料にシロップやリキュールなどを加えることで、さまざまな風味や味のバリエーションを楽しめます。
琥珀糖は寒天を使い、時間をかけて乾燥させて作るため、表面は砂糖が結晶化しシャリシャリ、中はゼリーのようにぷるぷるとした食感です。ゼリーなどで寒天の代用としてゼラチンを使うことがありますが、琥珀糖に関しては作った後に乾燥させるため、一般的な作り方の場合は常温で溶けてしまうゼラチンでは代用が難しいでしょう。
天然石のような形のものがポピュラーですが、さまざまな形を模しているものもあり、デザイン性も楽しめるお菓子といえます。
デリッシュキッチンの琥珀糖のレシピ
琥珀糖は専門店や通販で購入できますが、手作りも可能です。ここからは、デリッシュキッチンの琥珀糖のレシピをご紹介します。
キラキラきれい♪琥珀糖
光に反射してきらきらと光る、琥珀糖のレシピです。乾燥させるのにやや時間がかかりますが、調理の工程自体は簡単にできます。好きな色のシロップや色素で楽しんでみてください。色を混ぜてグラデーションにしてみるのもおすすめですよ。粉寒天と水、グラニュー糖を火にかけたら、しっかりと加熱することが失敗しないポイントです。
キラキラ輝く♪思い出色の琥珀糖
見た目はまるで宝石のように輝き、SNS映えすること間違いなし!たくさん作って大切な人たちに配ってみてはいかがですか?
丸くてかわいい♡ころころ琥珀糖
寒天液をかためて乾燥させて作る琥珀糖。今回は丸い型でかためてころころとかわいく仕上げました♪お好みの色で作ってお楽しみください!
さまざまな琥珀糖を楽しもう
食べる宝石とも言われる琥珀糖は透明感があり、華やかな見た目が特徴の和菓子です。外側はシャリシャリ、なかはぷるぷるの食感を楽しめます。シンプルな材料で作れるので、家でもぜひ作ってみてください。