スムージーとは?おすすめレシピもご紹介!
作成日: 2022/10/31
野菜や果物が手軽にたっぷりととれることからスムージーは人気がありますよね。様々な食材を使って楽しめるスムージーですが、スムージーについて詳しくは知らない人もいるのではないでしょうか。この記事ではスムージーについて解説します。おすすめのレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
スムージーについて
スムージーについて、さっそくみていきましょう。
スムージーとは
スムージーとは、果物や野菜をまるごとミキサーにかけて作るドリンクの総称です。スムージーという名前の由来は、アメリカ西海岸発祥でスムーズな食感になるという意味で呼ばれるようになったことからつけられました。
スムージーの作り方は、一般的には凍らせた材料を丸ごとミキサーにかけて作りますが、最近では材料を生のまま使用して作るものが増えてきています。
スムージーの歴史
スムージーの始まりは、アメリカの西海岸で1920年代に作られたのがきっかけと言われています。その頃のアメリカは電化製品が広まりだし、ミキサーも普及しだしたことからスムージーも家庭で手軽に作られるようになりました。
当時作られていたスムージーは、シロップや牛乳、アイスクリームなどをいれて甘くして飲まれており、現代でいうシェイクに近く、デザートというイメージでした。
その後、果物や野菜を丸ごと使って作るグリーンスムージーが健康的な飲み物として広まりました。
ジュースとの違い
スムージーとジュースの違いは、ジュースは果物や野菜を繊維質と液体に分けて絞り出して作るのに対して、スムージーは果物と野菜を丸ごと使用し、場合によっては種や皮も使うところです。また、水や氷をいれて作ることが多いのもジュースとの大きな違いの一つです。
スムージーのメリット
スムージーを飲むことによるメリットをみていきましょう。
食物繊維がとれる
スムージーは野菜や果物の繊維質の部分も丸ごと使って作るので、ジュースに比べて食物繊維を摂取することができます。
りんご可食部100gあたりの食物繊維についてみてみましょう。
食物繊維 可食部100gあたり
・りんご(生・皮なし):1.4g
・りんご(生・皮つき):1.9g
食物繊維は食べ物の中に含まれていて、人の消化酵素では消化できない栄養素です。第6の栄養素とも呼ばれており、整腸作用などの身体の中で様々な働きをすることから注目されています。
皮や種などに含まれる栄養素もとれる
スムージーは種や皮も使って作ることが多いため、ジュースと比較した時に皮や種に含まれる栄養素も摂ることができます。
りんごで例えた場合、皮がついたままスムージーにするとりんごの皮に含まれているリンゴポリフェノールが摂取することが可能です。ポリフェノールとは酸化の働きを抑える抗酸化物質で、活性酵素を取り除いてくれる役割がある栄養素です。
苦手な野菜も食べやすい
スムージーの場合は、苦手な野菜や果物を好みの具材と一緒にミキシングを行いスムージーにすることで、味や食感が気にならなくなり、摂取することができるようになる場合もあります。一度色々な組み合わせで試してみるのもいいでしょう。
DELISH KITCHENのスムージーのレシピ
DELISH KITCHENでは、スムージーのレシピもご紹介しています。
以下の記事でご紹介しているのでぜひご覧ください。
スムージーは時代を経て変化している!
スムージーは1920年代にアメリカ西海岸で誕生し、野菜や果物を丸ごと使用して作るドリンクだということが分かりました。当初はアイスやミルクを入れてシェイクのようなデザートに近い飲み物でしたが、現在ではグリーンスムージーなどの健康的な印象のあるドリンクとして広く知りわたりました。様々具材を組み合わせて、自分好みのスムージーを作ってみるのもいいですね。
【参考】
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省e-ヘルスネット『抗酸化物質』(2022/10/31)
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)