クリームチーズの賞味期限は?保存方法や傷んだときの特徴などをご紹介
作成日: 2022/11/30
お菓子づくりやおつまみなどさまざまな料理に活躍するクリームチーズ。冷蔵庫にクリームチーズを常備しているという方も多いのではないでしょうか。しかし、使う用途は多いものの、うっかり賞味期限が切れてしまうこともありませんか。
この記事では、クリームチーズの保存方法や賞味期限の基礎知識、開封後の取り扱いなどについて解説します。
クリームチーズの賞味期限
クリームチーズは、熟成を必要としないフレッシュタイプのチーズです。
このタイプのチーズは、水分が多く長期間の保存には向いていません。そのようなクリームチーズの賞味期限についてみていきましょう。
未開封の場合
「賞味期限」とは「食品の品質が維持され美味しく食べられる期限」のことです。ただし「未開封の状態で、商品に記載された通りに保存した場合」という条件が付きます。つまり、開封せずに適切に保存されているものは、パッケージに表示されている通りの期限まで美味しく食べられるということになるでしょう。
ちなみに「消費期限」は、未開封の状態かつ表示通りに保存していた場合の「安全に食べられる期限」のことです。こちらは期限が過ぎたら安全ではないことを意味しているため、消費期限の過ぎたものは食べないようにすべきであるといえます。
クリームチーズには「賞味期限」が表示されているため、期限が過ぎたからといって傷んでしまいすぐに食べられなくなるという可能性は低いでしょう。見た目や味、臭いなどに異常がなければ食べても問題ありません。
開封後の場合
一旦封を開けてしまうと、パッケージに記載されている賞味期限は適応されなくなります。そのため使い切れずに残ってしまった場合は、品質の劣化に注意して使用する必要があります。クリームチーズは水分を多く含みカビが生えやすいため、開封後は1週間程度を目安に使い切るようにしましょう。
食べられないクリームチーズの見分け方
賞味期限切れや一度開封して日が経ち傷んでしまったクリームチーズは、カビが生えたり異臭がしたりします。
白いはずのクリームチーズがピンク色になっているのを見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。これもカビの一種です。
また、水分が多く出てベタベタになってしまっている場合も腐敗が進んでいる状態です。使用した際にこまめに水分を拭き取っておくことで、品質の劣化を遅らせることができます。
クリームチーズの保存方法
クリームチーズの適切な保存方法を、冷蔵と冷凍に分けてご紹介します。
冷蔵保存
クリームチーズが乾燥してしまわないように、ラップでぴったりと空気が入らないように包むか密封容器に入れます。ラップの場合は3~4日おきに取り換えましょう。
冷蔵庫ではチルド室に入れるのがおすすめです。チルド室にはカバーが付いており、冷蔵庫の開け閉めによる温度変化が比較的抑えられるため、クリームチーズの劣化が抑えられます。
冷凍保存
クリームチーズの冷凍保存期間の目安は3〜4週間です。冷凍保存することで多少風味は落ちてしまうため、加熱調理に使うとよいでしょう。
クリームチーズの冷凍保存方法
使いやすい大きさにカットしたらそれぞれをラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存します。解凍する際は分離しやすいため、冷蔵室でゆっくりと自然解凍しましょう。
クリームチーズは冷凍保存できる
クリームチーズは熟成させないタイプのフレッシュチーズに分類されます。このタイプは水分が多いことから、長期保存には向いていません。未開封であればパッケージに記載の賞味期限が目安となりますが、開封後は速めに使い切る必要があります。
クリームチーズが余ってしまいそうな場合は、冷凍保存も可能です。適切に保存することでクリームチーズを有効活用してみてください。
おかずからお菓子作りまで大活躍するクリームチーズを使ったレシピは、こちらでご紹介しています。気になるレシピを探してみてくださいね。