ダシダとはどのような調味料?代用品もご紹介
作成日: 2022/12/13
更新日: 2022/12/20
ダシダとは、韓国料理でよく使われる調味料の一つです。韓国料理をよく食べる方は、愛用している人も多いのではないでしょうか。
本記事ではダシダをよく知らない方のために、どのような調味料なのか詳しくご紹介します。また、あわせて家にダシダがない時に使える代用品もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ダシダとは
ダシダとはじっくりと煮込んで抽出された牛骨のエキスに、玉ねぎやにんにくなどを配合して作られた、韓国の粉末調味料です。ダシダという名前は「舌鼓を打つ」という意味の「インマスル・ダシダ」が由来になっています。
韓国でダシダは、日本のだしの素のような存在として親しまれています。スープなどのだしや、チャーハンや炒め物などの料理まで幅広く使えるのが特徴です。ダシダを使えば牛肉の旨味やコクを表現できるので、料理の幅が広がります。
一般的に日本で販売されているダシダは牛肉のものですが、韓国ではあさりのダシダやいりこのダシダも販売されています。
ダシダの代用として使える調味料
ダシダは以下の調味料で代用可能です。もし家にない時は、いずれかの調味料で代用してみましょう。
中華だしの素
中華だしの素とは、ウェイパーやシャンタンなどの豚ガラと鶏ガラのミックスだしのことを指します。ダシダの代わりに使えますが、濃いめの味付けになりやすいので野菜を多めに加えたり、少なめに入れたりして調節しましょう。
中華だしの素で代用する際は、煮込み料理やスープなど濃いめの調味料を使う料理の際がおすすめです。
鶏がらスープの素
牛骨のスープではありませんが、鶏ガラスープの素もダシダの代用として使用可能です。鶏ガラスープの素はダシダに比べるとあっさりとしており、たんぱくな味わいに仕上がります。
そのため、もう塩気がほしい場合は塩を加えて調整するのがおすすめです。また、コクを足したい場合は、入れる具材を増やしたり、長めに煮込んだりして素材の旨味を加えると、ダシダに近い味わいに仕上がります。
和風だしの素
和風だしはスンドゥブチゲや韓国風味噌汁などに使用するいりこのダシダに似ているので、問題なく代用可能です。
より韓国風のコクを出したい場合は、オイスターソースやごま油などを加えて調節すると、本格的な味わいに仕上がります。
コンソメ
コンソメは牛肉と香味野菜のコク深い味わいのため、ダシダの代用に使いやすい調味料です。とくに牛ベースのコンソメは、ダシダの風味とよく似ているのでおすすめです。
コンソメにはダシダに劣らないしっかりとしたコクがあるため、チゲ鍋やプルコギなどの韓国料理全般で使用できます。どの調味料で代用するか悩んだら、コンソメを使用すると間違いないでしょう。
ダシダがなくても家にあるもので代用できる
ダシダは韓国料理に欠かせない重要な調味料です。しかし、ダシダが家にないときは中華だしの素・鶏がらスープの素・和風だしの素で代用することができます。
各調味料の特徴を知っておけば、ダシダに限らずさまざまな料理に応用できます。本記事でご紹介した内容を参考に、本格的な韓国料理を家で楽しんでみてはいかがでしょうか。