静岡名物「安倍川餅」って?特徴やお家で作れるレシピをご紹介
作成日: 2023/05/25
みなさんは安倍川餅をご存知ですか?
旅行に行った際のお土産などで食べたことがあっても、どんなお餅かまでは詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、安倍川餅の特徴や歴史、そしてお家で作れるレシピをご紹介します。
ちょっとした雑学にもなるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
安倍川餅ってどんなお餅?
安倍川餅は静岡県名物の和菓子で、つきたてのお餅や柔らかくした切り餅に砂糖入りのきな粉をまぶしたものです。
お餅の中には何も入らずに砂糖のやさしい甘さを味わうものが一般的ですが、あんこを包んだ安倍川餅もあります。
冒頭でも述べたとおり、静岡周辺の道の駅やサービスエリア、小売店などで広く販売されているので、一度は食べたことがある人が多いかもしれません。
安倍川餅の歴史
実は安倍川餅の歴史は長く、400年以上の歴史があります。
江戸時代に生まれたといわれています。
名前の由来はいくつか諸説があり、有力な説は徳川家康が静岡県を流れる安倍川上流で金の採掘を行わせていた際に食べたお餅が美味しかったことから命名をしたという説です。
類似した説としては家康が立ち寄った茶屋で出されたお餅にきな粉がまぶされており、安倍川上流で取れる金に見立てて名付けた説、他には安倍川の茶屋で売られていた名物として東海道を旅する人々の間で名付けられた説などがあります。
江戸時代に十返舎一九によって著された道中記「東海道中膝栗毛」にも登場しているほど親しまれていました。
安倍川餅ときなこ餅の違い
安倍川餅と似ている和菓子にきなこ餅があります。見た目としてはほとんど一緒のため違いがわかりづらいですが、材料や食感に違いあります。
きなこ餅の材料はお餅というだけあってもち米を使っていますが。一方、安倍川餅の材料は上新粉をつかっているんです。
そのためもちもちとした食感よりかは、粘り気が少なく、歯切れが良い食感になっています。
上新粉って何?と思われたかたは、下の記事も読んでみてください
DELISH KITCHENの安倍川餅のレシピ
ここからは切り餅で作る安倍川餅のレシピをご紹介します。
ゆでた切り餅にきな粉と砂糖をまぶすだけで簡単にできる安倍川餅です。切り餅が余ってしまったときにもおすすめ。黒蜜をかけても美味しいですよ。ぜひお試しください。
安倍川餅はお餅に砂糖入りのきな粉をまぶした静岡県の郷土料理
安倍川餅は和菓子の一種で、お餅に砂糖入りのきな粉をまぶしたものです。400年以上の歴史があり、長年愛されている静岡県の郷土料理です。安倍川餅はお餅、きな粉、砂糖があれば手軽に作ることができます。ぜひお家でも安倍川餅の美味しさを味わってみてくださいね。
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