カスリメティとはどんなスパイス?おすすめレシピもご紹介
作成日: 2023/05/30
カスリメティというスパイスをご存じですか?カレーによく使われるスパイスですが、あまり馴染みのあるスパイスではないのでどのように使えばよいのかわからない方も多いかもしれません。カスリメティはカレーだけでなく幅広い使い方ができるスパイスなのです。
この記事では、カスリメティの特徴や使い方、おすすめレシピをご紹介します。
カスリメティとは?
カスリメティとは、スパイスの一種でフェネグリークというマメ科の植物の葉を乾燥させたものです。
インド料理では定番のスパイスで、カレーを作る際に香りづけとして加えることが多いです。フェネグリークの種もスパイスとして用いられており、カレーやエスニック料理に使われています。
カスリメティは甘い香りに加えて、ほんのりとした苦味があるのも特徴です。調理前の葉は緑茶のような香りがして、そのまま口に入れると強い苦味を感じます。
カスメリティの使い方
カスリメティの使い方についてみていきましょう。
カレーの香りづけに使う
カスリメティがよく使用されるのは、バターチキンカレーです。
バターチキンカレーはマイルドな辛さで奥深い味わいのカレーです。カスリメティを入れることでバターチキンカレー独特の味を引き出しています。仕上げる直前に加えたり、トッピングとしてふりかけたりします。カスリメティを入れすぎると苦味や雑味が目立つので、少量に抑えるのがポイントです。
他にも野菜との相性が良いため、サグカレー(菜の花もしくは、ほうれん草のカレー)やトマトベースのカレーにも使用されます。
お茶にする
カスリメティが余ってしまったら、お茶にして飲む方法もあります。カスリメティ1gに対して、水500mlを用意します。鍋、もしくはやかんにカスリメティと水を加え、沸騰させたあと弱火で10分程度蒸らしたら完成です。パンとの相性も良いので、ティータイムにおすすめです。
混ぜ込みおにぎりの具材にする
カスリメティを混ぜたおにぎりはいつものおにぎりとは違った味わいを楽しめます。カスリメティの香りが食欲をそそります。
白米に炒ったカスリメティを入れてお好みで醤油や塩で味を調整します。よく混ぜ込んでカスリメティに十分水分が行き届いたら、おにぎりを作りましょう。カスリメティは乾燥状態だと苦味が強いので、水分を含ませたり油を加えて炒めたりしてから白米に入れてください。
その他さまざまな料理に使用する
カスリメティはインド料理との相性が抜群です。ヨーグルトやスパイスにチキンを漬け込んで焼くチキンティッカ、スパイスとお肉の炊き込みご飯であるビリヤニ、スパイスを使って野菜を蒸し煮にするサブジなどに使われています。組み合わせるスパイスによって香りや味わいも異なるのでお好みのスパイスを見つけてみるのもおすすめです。
カスメリティを使ったDELISH KITCHENのレシピ
カスリメティを使ったチキンティッカのレシピをご紹介します。
チキンティッカ
鶏もも肉をヨーグルトやさまざまなスパイスでじっくり漬け込んで焼いたチキンティッカです。鶏もも肉の代わりに鶏むね肉でも作れます。香り豊かなスパイスが食欲をそそり、食べ始めると止まらなくなる美味しさです。
カスリメティはカレーの香りづけに使われるスパイス
カスリメティとは、甘い香りに加えてほんのりとした苦味があり、カレーの香りづけに使われることの多いスパイスです。カレーだけでなく、お茶にしたり混ぜ込みおにぎりの具材にしたりエスニック料理に使用するなどさまざまな使い方ができます。
カスリメティは店頭で見かけることが少ないので手に取る機会はあまりないかもしれませんが、手に入ったらご家庭でカレーを作るときにカスリメティを加えてみてください。いつもとは一味違う本格的なカレーができますよ。カスリメティを使った他の料理もぜひ作ってみてくださいね。