DELISH KITCHEN

長崎五島名物「かんころ餅」とは?味わい・作り方・食べ方まで徹底解説します!

作成日: 2023/08/22

かんころ餅という食べ物をご存じですか?長崎県五島列島の特産品でかんころ(さつま芋を薄くスライスして天日干ししたもの)を混ぜた餅のことですが、どのように食べたらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。この記事では、かんころ餅の特徴やおすすめの食べ方、ご家庭で作れるかんころ餅のレシピをご紹介します。

目次

  1. かんころ餅とは?
  2. かんころ餅はどんな味?
  3. かんころ餅の歴史
  4. かんころ餅のおすすめの食べ方
    1. 焼いて食べる
    2. 天ぷらにして食べる
  5. DELISH KITCHENのかんころ餅のレシピ
    1. かんころもち
  6. かんころ餅をご家庭でも味わってみよう

かんころ餅とは?

かんころ餅とは、九州最西端の人気観光地である長崎県五島列島の郷土菓子で、長崎の特産品として親しまれています。「かんころ」とは「さつま芋を薄くスライスして天日干ししたもの」で五島列島の方言です。もち米とかんころを混ぜてつくと、かんころ餅ができあがります。

かんころ餅はどんな味?

さつまいもの甘さと餅のもちもちとした食感の絶妙な組み合わせが魅力です。さつまいもの優しい甘さが口の中に広がります。焼くことで香ばしさが増して美味しくなりますよ。

かんころ餅の歴史

かんころ餅の誕生に関しては2つの説が有力とされています。
一つは、かんころ餅が誕生したのは、もち米が高価だった時代にカサ増しのためにかんころを入れたという説、もう一つは、江戸時代に大村藩による迫害を逃れるため五島列島に渡ったキリシタンの人々によって作られたという説です。

かんころ餅は古くから伝わる郷土菓子で、長い間各家庭で作られ、愛され、保存食として活用されていました。
現在は五島列島の特産品として販売されており、五島の飲食店でも提供されています。中には、紫芋やよもぎ入りのかんころ餅もありますよ。

かんころ餅のおすすめの食べ方

スライスして焼いて食べるのが基本ですが、揚げて食べる方法もあります。おすすめの食べ方をご紹介します。

焼いて食べる

トースターやレンジ、フライパンで温めて食べます。表面はカリカリ、中はとろとろの食感を味わえます。バターをトッピングしても美味しいですよ。バターの香りとかんころの自然な甘さが相性抜群で、いくらでも食べられます。はちみつをかけるのもおすすめです。

天ぷらにして食べる

衣をつけて揚げたかんころ餅は一味違った味わいです。サクサクの衣ともちもちのかんころ餅の異なる食感が楽しめます。めんつゆや塩をつけて食べても美味しいですよ。

DELISH KITCHENのかんころ餅のレシピ

手に入りやすい材料で作るかんころ餅のレシピをご紹介します。

かんころもち

切り餅と干し芋で手軽に作れるかんころ餅です。レンジで加熱するので簡単に作れますよ。干し芋の優しい甘さが味わえます。焼きたてのかんころ餅をお楽しみください。

かんころ餅をご家庭でも味わってみよう

かんころ餅は長崎県五島列島の郷土菓子で、さつま芋を薄くスライスして天日干ししたかんころともち米を混ぜてついたものです。焼いて食べることが多いですが、揚げて食べたりバターやはちみつなどをトッピングして食べたりします。

かんころ餅は五島列島の伝統文化として大切に守られています。ご家庭でも作ることができるのでぜひ食べてみてくださいね。

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