DELISH KITCHEN

ライチってどんな食べ物?特徴や旬、栄養などを解説します!

作成日: 2023/10/06

更新日: 2024/11/13

赤茶色のゴツゴツした皮が特徴的なライチ。中華料理店のデザートで食べたり、ライチ味のドリンクを飲んだりしたことがある方も多いのではないでしょうか。ライチを食べたことはあっても、ライチについて詳しく知っている方は少ないかもしれません。ライチとはどんなフルーツなのでしょうか?

この記事では、ライチとはどんな食べ物なのか、特徴、栄養やカロリー、選び方、食べ方、保存方法、おすすめレシピをご紹介します。

目次

  1. ライチの基本情報
  2. ライチの特徴
    1. 見た目
    2. 香り
  3. ライチの旬
  4. ライチの歴史
  5. ライチの栄養
  6. DELISH KITCHENおすすめのライチを使ったレシピ
    1. マンゴーとライチのクラッシュゼリー
    2. ライチとジャスミン茶のゼリー
    3. ライチのカクテル風ソーダ
    4. ライチのヨーグルトシャーベット
  7. ライチの特徴を知って美味しく味わおう

ライチの基本情報

ライチは主に熱帯地域で栽培されるフルーツで、外皮は赤く、内部には白く透明な果肉がつまっています。英語表記では「Lychee」と表わされることから、「レイシ」と呼ばれることもあります。
温かい地域で育つフルーツのため、日本では沖縄県や宮崎県、鹿児島県での生産がほとんどです。国産のライチは流通量が少なく、出回る時期も限られています。

ライチの特徴

続いて、ライチの特徴についてみていきましょう。

見た目

ライチは赤茶色のかたい皮で覆われており、ゴツゴツとしているのが特徴です。大きさは直径が4〜5cm程度。500円玉ぐらいのサイズでボールのような形をしています。
皮をむいた果肉の部分は、乳白色半透明でぷるんとした見た目です。実の中には少し大きめの種が入っています。食べるときには種に気をつけてください。

香り

皮をむいたライチは、ライチ特有のさわやかでフルーティーな香りがします。
香水の種類にも「ライチの香り」があるほど、清涼感のあるにおいです。

ぷりっとした食感のライチの味はフルーティーでみずみずしさがあります。口に入れたときにジューシーな甘さが鼻に抜けて、そのあとほのかな酸味が加わります。

ライチの旬

ライチの旬は6月〜7月で、スーパーでも売られることがあります。生のライチは希少で手に入る時期も限られているので、見かけたらぜひ手に取ってみてください。

ライチの歴史

ライチの歴史は古く、中国が原産国だといわれています。中国南部では紀元前から栽培されており、漢の時代には皇帝への貢物になるなど、希少な食べ物でした。
特に世界三大美女の1人である、中国の楊貴妃が美しさの源として好物にしていたといわれており、遠く離れた福建省から楊貴妃がいる長安まで早馬で運ばせていたという逸話があります。
日本には1700年頃に伝来したといわれています。

ライチの栄養

ライチにはビタミンC、カリウム、葉酸などが含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成に関与するほか、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。カリウムは人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。葉酸は、細胞の増殖に必要なDNAの合成に関与しています。

DELISH KITCHENおすすめのライチを使ったレシピ

ライチをつかったおすすめレシピをご紹介します。冷凍ライチを使うと簡単にできますよ。ぜひ一度お試しください!

マンゴーとライチのクラッシュゼリー

サイダーのクラッシュゼリーとフルーツをたっぷり入れたスイーツです。フルーツは冷凍を使ってお手軽に。見た目も味も爽やかな一品です。クラッシュゼリーのプルプル食感も楽しめますよ。おもてなしにもぴったりです。

ライチとジャスミン茶のゼリー

ジャスミン茶のゼリーの上にライチをトッピング。ゼリーの中にもライチを入れました。ジャスミン茶の苦味とライチの甘さが相性抜群です。さっぱりとした味わいで、食後のお口直しにもおすすめです。

ライチのカクテル風ソーダ

ライチリキュールを使った爽やかなブルーが印象的なカクテル、チャイナブルーを、ライチ、グレープフルーツ、かき氷シロップでアレンジしたカクテル風ソーダはいかがでしょうか。氷にあてながら炭酸水を注ぐと二層に分かれて綺麗です。

ライチのヨーグルトシャーベット

ライチ、無糖ヨーグルト、カルピスを使ったシャーベットです。材料を混ぜて冷凍庫で冷やすだけの簡単スイーツ。ライチの甘さとヨーグルトの爽やかさが口いっぱいに広がりますよ。さっぱりしていて、いくらでも食べられるような美味しさです。

ライチの特徴を知って美味しく味わおう

ライチは紀元前から栽培されている歴史のあるフルーツで、世界三大美女の1人である楊貴妃も好んで食べていました。中国や台湾などからの輸入品がほとんどで、日本では沖縄県や宮崎県、鹿児島県で生産されていますが国産のライチは流通量が少なく希少です。流通しているライチは冷凍が多く生のライチは出回る時期が限られています。

ライチは皮をむいて中の白い果肉を食べます。皮はかたそうに見えますが手で簡単にむくことができます。ライチはそのまま食べても美味しいですが、デザートの材料にするのもおすすめです。

ぜひご家庭でもライチを味わってみてください。

【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

【参照】
e-ヘルスネット:カリウム
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC(2023/10/6)

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。